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2015年10月17日に日本でレビュー済み
東村アキコさんが好きなら、歴女でなくとも楽しめると思います。彼女曰く、ご自身全く歴史オンチのようです。彼女が苦手なら、たびたび登場する彼女自身のキャラやコメントは煩いかもしれません(私は彼女のマンガは全部読んでいますが、このマンガでは巻頭のご登場だけに抑えて欲しかったな。今後もたびたび顔を出すなら次巻以降は読むのどうしようか、と思います。でも、これだけ自己顕示欲に正直なマンガ家も珍しい。)

上杉謙信が女性だった、という仮定の元のお話ですが、長尾家(上杉は後の苗字)での男子として育つ過程は全て父親故で、ベルバラのオスカルを彷彿させました。何となく、宝塚の原作になりそうな展開です。
また、山岡荘八「伊達政宗」の精霊受胎の場面ととても似たお話。伊達政宗は万海上人だか大日如来の生まれ変わりだったか。早い話がイエスキリストのお母さん、マリアと同じ話です。

この巻はまだまだ御年一桁台の、お子様です。主人公は、謙信と、正反対な兄上(対比をされてます)、と謙信の謙の字を貰った影響大なイケメンなお坊様、宗謙信大変厳しいお坊さまですが、この方の描写はなかなか素敵です。この巻は、謙信がいかに偉大な武将に育つか生育過程で将来、英雄になるな、と感じさせるエピソードを盛り込んでいるわけです。でも、どこから見ても少女とは思えない。生粋の男の子です・・・

希望としては、東村さんが描くのだから、大河ドラマにあるように、主人公が清廉潔白で欠点のない超大物みたいに仕立てないで欲しいなぁ、と思います。戦国大名なんて、特に有名な方々は、非情で残酷ですよ。何千という味方も敵も殺す総大将ですから。でも英雄ばかり。つまらないです。
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