カスタマーレビュー

2021年2月25日に日本でレビュー済み
小さい頃姉から借りて夢中で読んでいました。
エドガーとアランはわたしの憧れの少年で、物語の舞台となっていた西洋の優美な雰囲気に惹かれ、薔薇のお茶や薔薇のエッセンスってどこに売ってるんだろう、どんな味がするんだろう、とよく考えていました。

今回は久しぶりの再会で、絵柄に変化はあっても懐かしさに胸が一杯になりました。
わたしは大人になりましたが、エドガーとアランは少年のままで、それでもいまだ年上の素敵なお兄さんのような不思議な感覚を覚えました。

エドガーが長く生きている分老成しているのか、淡々と語りかけながらブランカの心をほぐしていく様子にわたしの心も癒され涙が出そうになりました。

今回読んで思ったのは、わたしは子供の頃周りにうまく馴染めないところがあり、エドガーとアランの異種としての孤独に自分の孤独を重ね、その物語の中に自分のささやかな居場所があるように感じていた気がします。

まるで幼馴染のような、冷徹に見えて本当は心優しい彼らと再開を果たせたことに感謝します。
萩尾先生ありがとうございました。
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