上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0紗那さま!芽生さん!13巻、凄すぎます!
2022年6月17日に日本でレビュー済み
待望の13巻。しかも芽生さんがカバーを飾りました!
それにしても、13巻、凄すぎます!
13巻では、紗那さまが亡くなった日、何があったのか?が一部(というより、かなり)明らかになります。
また、12巻の蓮次に続き、13巻では芽生の壮絶な過去が明らかになります。
蓮次と芽生の行為は、法に照らせば犯罪でしょう。しかし私は、むしろ二人に同情します。
蓮次の姉を人買いして、なぐりころして庭に埋めた男。蓮次の両親を始めとする、娘の売り買いを生業とする者たち。芽生の父親をころし、多くの村人をころし、芽生をなぐさみものにしてから海外(大陸)に売り飛ばそうとした鬼竹とその組員。
こやつらを生かしておくと、犠牲者が増えていくだけ。
芽生と蓮次の行為は悪なのか?正義なのか?いや、大義なのか?考えさせられますが、私自身は、芽生と蓮次をアンチヒロイン・アンチヒーローとして、認めています。
仮に、蓮次と芽生が生き長らえる事が出来なかった場合でも、二人の最期には、何らかの救いがあってほしいです。桔梗の最期や、神楽の最期のように。
他にも、大五と猫鬼。白眉と幽羅子。13巻、読み応えあり過ぎです!
14巻が待ち遠しい!
謎解き要素が大きい漫画は、2回目以降読み直すと、ネタばれしているため面白さが半減する事がありますが、MAOは何回読み返しても面白いです。