上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0やはりこの作品はお兄様の活躍が見所
2020年4月11日に日本でレビュー済み
タイトルの通り、今巻はお兄様の活躍シーンが非常に多く、読んでいて爽快なものになっています。
前巻で水波絡みのグダグダ過ぎる展開に蹴りがついたこともあり、再び世界規模の話が展開されるようになって面白くなってきました。
問題があるとすれば今巻の敵であるベゾブラゾフ、クラークにキャラクターとしての魅力が全くないことですが……まあ、今に始まったことではないので仕方ないところはあります。そもそも作者が「ラスボス」と言っている光宜にもまるで魅力がないのですから、今後も敵キャラの魅力は期待できないでしょう。
ただ、対照的にお兄様の魅力と無双の度合いはどんどん上がっていきます。
もともとそれを楽しむ作品なので、読んでいてかなり満足できます。
キャラぶれも起きて迷走しまくっていた水波追跡編はほとんど星1レベルの出来でしたが、そのつまらなさを吹き飛ばした今回は星5をつけたいと思います。