上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0発光設定は面白い。
2020年2月6日に日本でレビュー済み
原作未読。
テンポが良くて読みやすいですし、全体的に見て面白いとは思います。ただ、今一つ決め手がないというか山がないというか。
本編の王子さまは発光しているので、ちゃんとした顔立ちでの描写無し(笑) 裏表紙のお姿のみなのは面白かったです。
以下ネタバレ含みます。
父親の人の好さのせいで貧乏な伯爵令嬢は、父がこれ以上騙されないように人間観察をするようになり、そのうち人間から出ているオーラを感じ取れるようになります。
ある日、王家から第三王子のお嫁さん探しをするとのことで呼び出しが。自分など候補にならないだろうと思っていた主人公でしたが5人の候補の一人になってしまいます。
第三王子と親交を深める為と会ったりしますが、発光体が強烈すぎて自分の目がつぶれそうだと直視できません。自分は早くここから去るべきだと思いながらも王宮にとどまることになり、その間に他の妃候補の令嬢と仲良くなっていきます。
そして、王子との二人きりのお出かけで事件が発生。事件の陰謀者だと疑われてしまった主人公は自分の能力を話すことに。そして、その能力で王子に害がある人物を選別するため、人間警報器として召使の格好でそばにいることになってしまいます。様々な思惑の渦中にいることになってしまった主人公。今後どうなってしまうのか…というところで本巻終了。
最後の方で陰謀やら何やらが出てきたので、これからかなぁ~という印象です。
主人公のずれっぷりは面白かったので、2巻に期待。