上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0好きな話もあるけど……※ネタバレあり注意
2019年12月18日に日本でレビュー済み
【死を呼ぶドラマ撮影】
京極さんの人間やめてる見せ場と、静華の名台詞が再び出たところは○
でもあんな状況なのに、ノリノリでスカウトを企む監督と女優の描写は好きじゃないです。オチに必要でもあれは……
【暗号に隠された殺意】
全5話。犯人の動機が修学旅行リターンズ。このパターンは個人的に苦手なので残念。
小五郎に見せ場があったのは良かったです。安室とコナンが共闘ではないと明確に線引きされたこと、ラム候補二人に動きがあったのも◎
欲を言えば勘助&由衣にも見せ場が欲しかったかな。長野県警みんな好きなので、高明と一緒に二人もまた活躍してくれたら。
【死体はダーリン】
全3話。白い手の女以来?の倒叙もの。
短いながらも若狭と羽田についての掘り下げがあり◎
若狭の反応からして、新一=コナンってバレてますね。これがどう転ぶか……。
タイトルと舞台が群馬から分かる通り、中の人ネタ満載でアニメ化が待ち遠しい回。
【古美術鑑定家殺人事件】
全4話の2話まで。謎解き面は好みだったんですが、その他でかなりガッカリした回。
情報共有がガバガバな赤井(と家族)の話にはうんざり。理由も話の都合としか思えず、盛り上がりもないです。
赤井とコナンが事情を話してあげればいいのに、都合でギスギスさせられてる灰原と世良が可哀想。
赤井が世良を避ける反面、秀吉とは密に連絡を取ってることに対して、納得のいく理由が用意されてるのか……不安しかありません。バーボンの正体を教えない等、過去の矛盾の二の舞にならなきゃいいんですが。
推理漫画なんですから「矛盾があっても話の都合。読者も察してね!突っ込みはNG」の多発は勘弁。そうならないよう工夫するのがプロの腕の見せ所でしょう。編集もちゃんと仕事して下さい。
【暗号に~】回は初期の組織編に近い緊張感があり、【死体は~】回では短い中にもネタと伏線が詰められていて好きでした。ラブコメや日常回ならいくらふざけても気になりませんが、組織関係で茶番じみた話(それもメタ的な都合ありまくり)は読みたくないので、先に挙げた話のような面白い話が増えることを願います。