上位の批判的レビュー
5つ星のうち2.0このままマンネリコース?
2019年12月23日に日本でレビュー済み
原作未読。
3巻までで総じて言えるのは絵に動きがないこと。
主人公の武器はピストルなのですが、毎回打つ時の表現が3巻通してすべて同じ。ピストルを持っている手元部分が光ったような表現で、バックは集中線、あとは効果音。バックが集中線で背景が消えてなくなるため、余計に臨場感がなくなる。
あと、女の子は描き込みが結構あって、可愛く描かれているんですけど、男の人の表情が乏しい感じでかっこいい感もないし。主人公なのに。
ストーリーも今回はあっちこっちに話が飛んで大筋がよくわからないことに。
以下ネタバレ含みます。
氷の弾丸を手に入れた主人公はダンジョンへ。その帰りに谷底に荷物を落とした一向に遭遇。人にとりつくハグレモノに氷の弾丸を使うことで勝利し、エミリーがレベルアップ。新たなダンジョンへ。ここでは銃を使う主人公に出番はない為、主人公はドロップがないとされるダンジョンに。そこでお姫様が倒した空気が入った宝箱というよくわからないものを制作中の一行に出会う。ただ、この話、今後何かしら関係してくるのか分からないが、あってもなくてもいい回だと思った。
その後主人公はダンジョンの新たな階層へ。小さなタケノコがドロップ。価値がないと残念がっていたが、美食家という女性が絶品タケノコと評して高額買取の対象に。この辺は人参娘と同じ展開。これ、毎回ドロップがあるたびに何かしらの評価をする人が現れるのか?人参娘の段階で結構おなかいっぱいだったのに、この展開が何回も続くのかと思うとげんなりする。っていうか、2回目なのに要らないと思ってしまうくらい人参娘のおなか一杯加減がすごい。
3巻もこれといった山場がないまま終了した感がすごい。
原作を読んでいないまま、漫画だけを見ているからかもしれないが、大筋が見えないから、結局何をしたくてどこに行くのか?と思ってしまう。
面白く展開するだろうと頑張って3巻までは買いましたが、4巻は買わないと思います。