上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0自叙伝的な位置づけであり、自己啓発本とは違う
2019年10月14日に日本でレビュー済み
森博嗣の小説のファンであり、過去シリーズをたくさん読んでおり、人生設計をちょうど考えようと思って、この「タイトル×著者」に惹かれてポチっと買ってしまった。
が、中身は森博嗣の考えを列挙したり、QAに回答したり、まぁそんな考えでいるんだな、という話は読み通すことができるが一方で、よくあるハウツー本のような、すぐに行動を活かせるような内容が書いているわけではない。
森博嗣の考える仕事とは、や、小説を考える際のメタ的な考えに触れることができるが、この本自体が面白いかといわれると、別にそうでもない。
森博嗣自身のファンの人にはお勧めだが、著作シリーズの単なるファンの人は少し幻滅するかもしれない(実際に中で本人も触れている。)。