上位の批判的レビュー
5つ星のうち1.01巻を読んだ後にあえて2巻を買うような心のキャパが大きい人なら評価はつくのでしょうが・・・
2018年12月27日に日本でレビュー済み
私、1巻は☆2をつけました。
酷評の嵐でしたが、こういうテンプレ異世界俺TUEEEEマンガはむしろ好きなので、2巻と一緒にポチりました。
で、1巻読んで不機嫌になりながら2巻で巻き返す事を期待して読みました。
☆1だね。これは酷い。
繰り返しますが、テンプレマンガは嫌いじゃ無いです。この作品は作画が崩壊しているわけでもないし、
話だって、まぁ、良くあるテンプレ異世界俺TUEEEEマンガですよ。
でも、不愉快な気持ちMAXで読了したわけで、この違和感はなんだろう?と自問したわけですよ。
で、わかった事は「この作者、廻りのキャラクターの扱いが雑すぎる」具体的には無意識俺やっちゃたよ的
主人公がなにかとてつもなく力を発揮しちゃった際に廻りは驚く訳ですが(テンプレなんだもん、当然だよね)、
その表情が常にワンパターンで、それが連続したあげく生理的嫌悪感すら感じるレベル。
繰り返しますがこの作者の作画は決して悪くないはずですよ。でも、ツライ。面白くない。主人公の無意識さが耐えがたい。こんな経験久しぶりでしたよ。
こういうテンプレ異世界俺TUEEEE作品は、”無意識に最強の攻撃や呪文を使ってしまったあとの、周囲の反応”が
最大の魅せ場だし、水戸黄門の印籠みたいなものなのに、その扱いが下手でカタルシス無しどころかヘイトが生まれる貴重な作品です・・・この作品の1巻についてのレビューで的確な☆1評価をしているかたがいるのですが、
当初はそれに反発して買ったのに、いまではその人に土下座したい気分です。貴方が正しかった。
私もこの作品に☆5とか付けてしまうレベルまで心を広く持ちたいし、この作品すら愉しめるような精神力を
持ちたかったです。残念すぎる。オススメしません。マジで。