上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0今巻も、作者のまごころや優しさが伝わってくる
2019年1月9日に日本でレビュー済み
前半、無一郎が記憶を取り戻して玉壺を倒すまでの過程に心打たれました。
家族愛や相互扶助などの難しいメッセージを、うわべだけでなく物語として丁寧に描けるのは、作者のまごころや人柄の為せる業だと思います。
決着がついた後、小さいコマですが煉獄さんを思い出して涙するところも、ホロリとしました。
無一郎が、記憶とともに、感情や他者への思いやりを取り戻したことを、よく表していると思います。
後半、みつりさんが登場すると、戦場も華やかになりますね。6巻で紹介されていた、桜餅の食べ過ぎで変わったという髪の色も素敵です。
画力や独特の世界観も魅力的ですが、物語の最初から一貫して作者の優しさや人柄が感じられるのが好きで、読み続けています。