上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0童貞御曹司×チャラホスト。同級生同士の再会はドラマチック???でした。
2018年6月22日に日本でレビュー済み
――― お前の言葉で安心させて欲しいんだよ ―――
「お前は今日から俺の所有物になってもらう」なんて言いながらちゃっかりと一度は諦めた男に童貞を
捧げる(?)御曹司・御子柴の一途さと強引さに絆されてゆくホストとのやり取りは、あずみつな先生らしい
軽妙さも織り込まれていてグッときたり笑ったり、どんでん返しがあったりと目まぐるしく変わる状況を
楽しんだ1冊でした。
裏口入学をした大学も辞めてホストになった泉。
高校時代の友人だった御子柴の婚約者の令嬢に手を出してしまったせいで破談になった責任を取るために
拉致されて御子柴と生活することに。
しっかりと処女を喪失してしまう泉ですが、実は軟禁されていたのは破談にしてしまった令嬢の家や、
後継を狙っている従兄から守るためで―――。
毎回強引に抱かれてどんどん開発されて、お家騒動に巻き込まれてめんどくせぇと思いながらも御子柴に
惹かれてゆくのを自覚する姿がわちゃわちゃしていて可愛かったです。
巻末の描き下ろしは大学を卒業して某大手に就職して忙しくなり、なかなか一緒にゆっくりと過ごせなく
なった御子柴の帰りを待つ泉が。
自分からえっちをおねだりするのが「かわいい」(御子柴・談)でした(^^)