上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0尊敬するコミックエッセイだし、1で先生の言葉に泣けたから…
2020年8月26日に日本でレビュー済み
こちらも決して悪い、とか最悪、とかそういうお話ではないです。2、として続きを読まれるのも問題ないというか、特にがん患者様、子宮関連のご病気をお持ちの方、いづれにしろ何かしらのご病気をお持ちの方は励まされる素晴らしい実話エッセイだと思います。
ただ、1よりはどちらかというと
・リアルな苦しみがある、愚痴などが多いかもしれない(むしろ、これが正常なのかもしれないんですが)
→ちなみにこれは送る方がどうかと思いましたが、先生に、「私はあなたのようなステージでなくて良かったです」と送ったり、酷い中傷を送るファン???がいたようです。それに対しての愚痴です。
・友人に嫌われてしまった系の愚痴?→これは愚痴というよりも、先生のメンタルが持たなくなってしまって、という意味合いで書かれていましたが、ちょっと読んでいて辛かった。(つまり、それだけ重い、辛さを分からせてくれるとも言えます)
こちらの先生を尊敬した上で書きますが、普段読むとある方のコミックエッセイは、どれだけ過酷なイジメを受けようとも表にそれを出すことはありませんでした。
ー稀有なほど売れまくり、大変にイジメを受けてきたがそれを作品には一切出しておらず、素晴らしかった。
どれだけ陰湿なイジメを同業者から受けても耐え抜き、(その姿に寄稿をされた方の言葉)
本人はひたすら耐え抜いていた、作風には臆病にも出ていないが壮絶なイジメがあった。読者の方々は知らないだろう。しかしこのコミック実話系エッセイリストは読者にはそれを知らせても意味がない、という意味合いだろうか、一切に表にはイジメ話は出ていない。だが過酷なイジメをひたすら耐え抜いていた。その点も尊敬したい。ー
このように書かれていました。なお、最初は全く売れず極貧生活を受けていた方です。当たり前ですがコネで受けたとかそういう方ではないです。
先生の場合にはかなり重い病気を患い
愚痴、まあ書き方がアレなんですが裏側で、こういう被害を受けていました系を読むとしんどくなる
という方には、この2はおススメしません。
後者の友人に電話切られた系はともかく
メールであなたみたいにならなくて良かったです、とか送る人が悪質ですが。
ちょっとだけドロドロですね、1は泣ける系ですが2は日常に戻るまでの話というか。
他人の愚痴は知りたくない人には読んでも辛い気持ちになるだけかも。私もこの裏側はあまり知りたくなかった派です。
稀に2からを買われる方がいるようですが、1を読まれてから2、または1だけでも十分に泣けますので
まず1を買われてから、の方が良いと思います。他の方も書かれておられますが、内容の濃さならば「1」が圧勝していると思います。