上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0色々無理があるけど
2018年6月10日に日本でレビュー済み
よく漫画で「今こいつら何語で喋ってるんだ?」ってのがあるが
この漫画はその感覚が特に強く意識されてしまう構造を持ってる。
前田というC3POみたいな翻訳ロボットがひたすら同時通訳し続けて
ようやく会話劇が成立する・・・のだが前田さん居ない状態で
進行してたりもするから今どうなってんだ?ってなってしまう。
前田の超能力にも本人すら知らない秘密がありそうなのは前巻で触れてたが
好美がジャンヌの生まれ変わりっぽい伏線もその後進展はなく
1冊あたりが出るのが遅い上に伏線回収が恐ろしく遅い。
リアルタイムで追っかけるというような漫画ではなくかなりどマイナーな部類に入るのだが
その間中途半端にTVドラマ化されて汚されたりして正直望ましい方向には進んでいない。
それにこの巻から園場が急に髪型変えてきたりどうも落ち着かないのだが・・・
コンシェルジュ初期にはなかったのにある時点から麻宮騎亜後期の
サイレントメビウスみたいな構図や絵柄に変わっていったが
麻宮絵で固まってしまうと年齢的にももうこれ以上絵の方は上達しなそうだね。
とにかくどんどん読みづらくなってるし現状で絵とレイアウトにはかなり難があるので
そっちを見直していかないと本当に独りよがりになるからまずいぞ。
そのうち絵が受け入れられなくなって原作オンリーとかになっちゃうよ。