上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0ファン必見。神巻です
2020年1月3日に日本でレビュー済み
とうとう矢代と百目鬼が一線を越えてしまうのですが、そこに至るまでの過程が切なく、熱くて、目が離せません。2巻から怒涛の展開でストーリーもよく考えられていて、ヤクザもので最初はどうかな?と思いましたが1巻から引き込まれて、一気に6巻まで読んでいまいました。ただのBLってくくりではもったいない、ドラマチックな大人のBLです。この5巻は一番好きでもう20回くらいは読み返してます。
二人が結ばれるシーンはとても丁寧に描かれていて、二人の気持ちが入ってきてとても切ないのと、百目鬼が矢代を大事に思う気持ちと、大事に扱われることに戸惑いどう自分の気持ちを整理してよいのかわからない矢代の感情1つ1つ大事に描かれています。複雑な過去を持つ矢代の気持ちは計り知れないですが、幼少のころの記憶がこんな時によみがえる様がとてもやり切れなかったです。ヤクザものにハッピーエンドは難しいのかもしれないですが、どうか良い形で展開して欲しいです。ファンブックでは最後は決めてあるとヨネダ先生が仰っており、5巻の時点で、全体の26%位だということで、お話はまだまだ続きそうです。もう6巻まで読んでしまいましたが、待つのが辛いので、数年は我慢して一気に読むか。。でも我慢できなくて買っちゃうんだろうな。。。どうかハッピーエンドでありますように