上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0ポロリもあるよ?
2016年11月23日に日本でレビュー済み
帯に「ポロリもあるよ」とあって、何かと思っていたら、巻末にエロギャグマンガ。
笑ってしまいました。
(個人的には本編の「イトウさん」の全裸のほうが良い味でしたが)
ただそれだけギャップが激しい程、本編がかなりシリアスでサスペンスになっており、日本編の頃のように子供達との和める触れあいなどは今回少なく、完全にバトル編です。
一番気になったのは、アラタがかなり変貌しているというか、精神的にもヴェテランの傭兵と思わせるシーンが多く、何か、この後本当にアラタは子供を幸せにしようとするのか恐ろしくなってきました。
又、本当の敵がぼやけており、考え過ぎかもしれませんが、エルフ耳のソフィのなりゆき加入は、実は裏があるように思えてしまう微妙なシーンが気になりました。
アラタがソフィに休養を与えたのも、単純に気遣いなのか、それとも薄々何か感じたからなのか、考えさせられます。
星マイナス1なのは、やはり相変わらず銃器類の描写がおかしく、アドオン式のM203グレネードの口徑とM4のマズルが横から見て同じ位だったり、ベレッタ92Fが妙に小さかったり、構図のバランスなど注意して欲しいかも。
とりあえず6巻まで読んでいる人にはオススメです。