上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0成長と葛藤。
2016年10月10日に日本でレビュー済み
上杉謙信女性説を採用した東村アキコさんのマンガ2巻目。
虎千代はお寺ですくすくと成長し、様々なことを学びます。
その最中に父為景死去や元服などの出来事がありました。
武士として力強く生きる決心をしたのに身体は否応なしに女性へと成長。
その事に戸惑う虎千代を諭した宗謙の言葉が良かったです。
甲斐の武田晴信(信玄)もスマートな方法で自分を嫌う父を追放。
冷徹な武将としての顔を覗かせます。弟の名前が「信繁」…今年(2016年)の大河の主人公と一緒ですが
どうもこの弟から名付けられたらしいですね。
今回登場した本庄実乃さんは元服し景虎となった虎千代の才能を見抜き側に仕えます。
かなりギャグキャラに書かれていますが、戦ではしっかり活躍し景虎をサポート(お付きの捨丸も同様です)。
周りのキャラクターを良い感じに描いてるのは流石です。
景虎の名声とは裏腹に兄晴景の評価は急降下。不穏な空気を漂わせて次巻。続きが楽しみです。