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手塚治虫のマンガの描き方
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カスタマーレビュー
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上位の肯定的レビュー
61歳からマンガを描き始め、Amazonの無料マンガに！これも４０年前に、この本を読んだからかも。
2019年6月30日に日本でレビュー済み
20歳頃に読んだ本書。もうどこにやったのかわからずじまい…。それが電子版で発行されてたなんて。 速攻で購入しました。再度読み直してみて、やっぱり手塚治虫さんて、神様ですね。
ちなみに私が61歳で描き始めたマンガは、Amazonのトップページで「明日があるさ的こころ」と入力すると一発表示されます。おヒマな方はのぞいてみてください。もちろん無料です。しかも随時連載中です（笑）。
ちなみに私が61歳で描き始めたマンガは、Amazonのトップページで「明日があるさ的こころ」と入力すると一発表示されます。おヒマな方はのぞいてみてください。もちろん無料です。しかも随時連載中です（笑）。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
上位の批判的レビュー
ある程度マンガが描ける人の為の本
2018年4月4日に日本でレビュー済み
初心者向けというか、ある程度マンガが描ける人向けの心構えを説いた本。
絵が描けない人が描けるようになる本では有りません。
ストーリー構築の話が殆ど。
たぶん、絵は描けるけど、マンガが描けない人向けの本。
マンガを描くことに行き詰った中級者が読むと何か得るものが有ると思いますが、素人が読んでも内容が高度過ぎてサッパリです。
マンガの描き方自体のページは少なく、内容も筆を吹いてエアブラシの代わりにするテクニックみたいなアナログ全盛時代の内容なので今読んでもあまり役に立たないかも。
絵が描けない人が描けるようになる本では有りません。
ストーリー構築の話が殆ど。
たぶん、絵は描けるけど、マンガが描けない人向けの本。
マンガを描くことに行き詰った中級者が読むと何か得るものが有ると思いますが、素人が読んでも内容が高度過ぎてサッパリです。
マンガの描き方自体のページは少なく、内容も筆を吹いてエアブラシの代わりにするテクニックみたいなアナログ全盛時代の内容なので今読んでもあまり役に立たないかも。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
114 グローバルレーティング | 21 グローバルレビュー
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日本から
2019年6月30日に日本でレビュー済み
20歳頃に読んだ本書。もうどこにやったのかわからずじまい…。それが電子版で発行されてたなんて。 速攻で購入しました。再度読み直してみて、やっぱり手塚治虫さんて、神様ですね。
ちなみに私が61歳で描き始めたマンガは、Amazonのトップページで「明日があるさ的こころ」と入力すると一発表示されます。おヒマな方はのぞいてみてください。もちろん無料です。しかも随時連載中です（笑）。
ちなみに私が61歳で描き始めたマンガは、Amazonのトップページで「明日があるさ的こころ」と入力すると一発表示されます。おヒマな方はのぞいてみてください。もちろん無料です。しかも随時連載中です（笑）。
2020年8月2日に日本でレビュー済み
本書、「漫画の描き方を解説する漫画」かと思ったら、活字本だった。たまに解説的な挿絵が入ってくるくらいである。
本の終わりの方で、どんな漫画を描こうと絶対に守らなければならないルールとして”基本的人権の尊重”を挙げている。戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと、特定の職業を見くだすようなこと、民族や国民、そして大衆をばかにするようなこと、この3つだけはプロアマ問わず、どんな場合にどんな漫画を描こうと、必ず守るべきである、とある。この一文だけでも、本書の価値があると思う。何人かの漫画家（と呼びたくもない連中）に繰り返し読み聞かせてやりたい。
はっきり言えば本書の漫画理論は今では訴求しないものが多い。専門的な内容ではない解説本だと手塚が断りをいれているが、執筆時期が流石に古く、表現方法が多様化した現在の漫画にはもう通用しないであろう理論や技法が散見される。雑に要約すれば体系立てた理屈に基づく作劇と絵的なケレンこそが漫画の技術的な魅力であるというような話である。本人が言っているが、手塚は漫画家が誰でも一度は通過するような存在であり、彼の亡きあとも漫画というものの表現の可能性が、手塚が批判的に捉えているものも含めて拡張されていった結果であると思う。余り好意的に捉えていない不条理ギャグもその後、相原コージ”コージ苑”を経て吉田戦車”伝染るんです”で一般化したことを踏まえれば物の見方が狭量だとも言える。参照に挙げる漫画家もいまの若い漫画読みには知らない名前ばかりだし、余り読んでも得るものはない気もする。
ただ個人的には面白く読んだ。それは本書を読んでいると手塚治虫というひとが、あくまでも”漫画家”であることがよくわかるからである。作劇メソッド、シナリオの作り方、作画技術、執筆に必要な道具、プロになるのに一番必要なのは才能と努力、どれもごく普通の漫画家が語る事と同じようなものである。
手塚の才能が常識を逸脱するほどに桁外れかを記した手塚伝説だの、手塚番と呼ばれる編集者と締切に追われつつ彼らから逃亡する手塚のやり取りを面白おかしく記した笑い話だの、アニメへの情熱が行き過ぎて経済的に破綻したりだの、彼の変人っぷりをネタにした笑い話だの、手塚漫画がどれだけ途方も無い傑作かを語る評論だのによって、天才として神格化され、キテレツな面白人間としてネタにされる”漫画の神サマ”ではなくて、実直に後の世代のために記した本書からは、ひとりの漫画家としての姿しか見えないからである。前述のようなエピソードが事実であろうが、どうでもいいというか、他の漫画家の作品と同じく、ただ面白いか詰まらないかくらいの気持ちで読んだらいいんじゃないかなあと思うのである。
母親にパラパラ漫画を描いてもらったのが嬉しかったと語り、親や教師が、子どものためにまんがを描いてあげたら良いと伝えるのも、漫画に対する本質的な姿勢が垣間見える。
2020年にもなって漫画の神サマもなにも無いだろう。前述の”守るべきルール”を読めば、どの手塚漫画にも載ってる巻末の注意文が如何に無駄なものかがわかる。あんなモン全部なくして、神格化も相対化も不要で、いち漫画家の描いた”ただの漫画”として読者に好きなように読ませたほうがいいだろう。
本の終わりの方で、どんな漫画を描こうと絶対に守らなければならないルールとして”基本的人権の尊重”を挙げている。戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと、特定の職業を見くだすようなこと、民族や国民、そして大衆をばかにするようなこと、この3つだけはプロアマ問わず、どんな場合にどんな漫画を描こうと、必ず守るべきである、とある。この一文だけでも、本書の価値があると思う。何人かの漫画家（と呼びたくもない連中）に繰り返し読み聞かせてやりたい。
はっきり言えば本書の漫画理論は今では訴求しないものが多い。専門的な内容ではない解説本だと手塚が断りをいれているが、執筆時期が流石に古く、表現方法が多様化した現在の漫画にはもう通用しないであろう理論や技法が散見される。雑に要約すれば体系立てた理屈に基づく作劇と絵的なケレンこそが漫画の技術的な魅力であるというような話である。本人が言っているが、手塚は漫画家が誰でも一度は通過するような存在であり、彼の亡きあとも漫画というものの表現の可能性が、手塚が批判的に捉えているものも含めて拡張されていった結果であると思う。余り好意的に捉えていない不条理ギャグもその後、相原コージ”コージ苑”を経て吉田戦車”伝染るんです”で一般化したことを踏まえれば物の見方が狭量だとも言える。参照に挙げる漫画家もいまの若い漫画読みには知らない名前ばかりだし、余り読んでも得るものはない気もする。
ただ個人的には面白く読んだ。それは本書を読んでいると手塚治虫というひとが、あくまでも”漫画家”であることがよくわかるからである。作劇メソッド、シナリオの作り方、作画技術、執筆に必要な道具、プロになるのに一番必要なのは才能と努力、どれもごく普通の漫画家が語る事と同じようなものである。
手塚の才能が常識を逸脱するほどに桁外れかを記した手塚伝説だの、手塚番と呼ばれる編集者と締切に追われつつ彼らから逃亡する手塚のやり取りを面白おかしく記した笑い話だの、アニメへの情熱が行き過ぎて経済的に破綻したりだの、彼の変人っぷりをネタにした笑い話だの、手塚漫画がどれだけ途方も無い傑作かを語る評論だのによって、天才として神格化され、キテレツな面白人間としてネタにされる”漫画の神サマ”ではなくて、実直に後の世代のために記した本書からは、ひとりの漫画家としての姿しか見えないからである。前述のようなエピソードが事実であろうが、どうでもいいというか、他の漫画家の作品と同じく、ただ面白いか詰まらないかくらいの気持ちで読んだらいいんじゃないかなあと思うのである。
母親にパラパラ漫画を描いてもらったのが嬉しかったと語り、親や教師が、子どものためにまんがを描いてあげたら良いと伝えるのも、漫画に対する本質的な姿勢が垣間見える。
2020年にもなって漫画の神サマもなにも無いだろう。前述の”守るべきルール”を読めば、どの手塚漫画にも載ってる巻末の注意文が如何に無駄なものかがわかる。あんなモン全部なくして、神格化も相対化も不要で、いち漫画家の描いた”ただの漫画”として読者に好きなように読ませたほうがいいだろう。
2018年1月8日に日本でレビュー済み
必ずしも現在の漫画に全てが当てはまるワケではないが、やっぱり漫画の描き方の基本・古典として押さえておくべき内容だと思う。
時代の変遷やスタイルの多様化はあれど、普遍的に大切なことがあるワケで、「当時は有用だったけど、今となっては全く使えない」というのには当たらない。「ここに書かれてる内容だけで現在の漫画を語り尽くすことは出来ない」ってのはあるけど。
当時、つげ義春の「ねじ式」を「ギャグマンガの一例」として挙げたのはちょっとした話題になった。
要するに正面切って「あんなワケの分からん漫画をみんなで有難がりやがって、あんなモン、ギャグマンガだ」と揶揄した次第。
今回の電子化でそこがどうなってるのか気になって早速見たが、そのままだった(笑)。
ただし、当時の本だとその頁には「ねじ式」から１コマ転載されていたが、今回は文章だけになっていた。
せめてもの気遣いなのか、単に編集上の都合なのか分からないけど・・・
時代の変遷やスタイルの多様化はあれど、普遍的に大切なことがあるワケで、「当時は有用だったけど、今となっては全く使えない」というのには当たらない。「ここに書かれてる内容だけで現在の漫画を語り尽くすことは出来ない」ってのはあるけど。
当時、つげ義春の「ねじ式」を「ギャグマンガの一例」として挙げたのはちょっとした話題になった。
要するに正面切って「あんなワケの分からん漫画をみんなで有難がりやがって、あんなモン、ギャグマンガだ」と揶揄した次第。
今回の電子化でそこがどうなってるのか気になって早速見たが、そのままだった(笑)。
ただし、当時の本だとその頁には「ねじ式」から１コマ転載されていたが、今回は文章だけになっていた。
せめてもの気遣いなのか、単に編集上の都合なのか分からないけど・・・
2018年2月12日に日本でレビュー済み
Kindle版が出ているのを知って、衝動的にポチリました！！
最初の方だけ、ちょっと読んでみましたが、やっぱり懐かしくて、また折りにふれて読み返す本になりそうです。
手塚先生は、マンガも素晴らしいですけど、文章もすばらしい。
今読むとギャグが古くなったりしてるところもありますけど、それもまた懐かしいです。
石森章太郎先生の『マンガ家入門（というタイトルでしたっけ？「龍神沼」の解説が載ってたあの赤い本です）』もまた読みたくなりました。
最初の方だけ、ちょっと読んでみましたが、やっぱり懐かしくて、また折りにふれて読み返す本になりそうです。
手塚先生は、マンガも素晴らしいですけど、文章もすばらしい。
今読むとギャグが古くなったりしてるところもありますけど、それもまた懐かしいです。
石森章太郎先生の『マンガ家入門（というタイトルでしたっけ？「龍神沼」の解説が載ってたあの赤い本です）』もまた読みたくなりました。
2020年4月11日に日本でレビュー済み
さらさらっと簡単に読んだだけですが面白かったです。私は手塚治虫がなくなる頃に生まれた世代なので、この本を読んで、初めて手塚治虫という人が、漫画に対してどのような考えを持って描いていたのかが分かりました。そして改めて、漫画の神様だなぁと感じさせられました。数々の作品をを読んでいて、とてもユーモアのある人なのだなと思っていましたが、自分なりの考えや技などがしっかりとあるのだな、と。今の漫画もきれいでおもしろい作品がたくさんありますが、機械や物に頼らない漫画技術の基礎中の基礎、という感じがします。
2020年4月26日に日本でレビュー済み
“描き方”
と銘打ってはいますが、
漫画入門書として機能するか…には疑問。
マンガのカミサマのマンガに対する想いのエキスではないのか？
そんな思いに捕らわれつつ読み返したのが懐かしい。
と銘打ってはいますが、
漫画入門書として機能するか…には疑問。
マンガのカミサマのマンガに対する想いのエキスではないのか？
そんな思いに捕らわれつつ読み返したのが懐かしい。
2019年11月9日に日本でレビュー済み
先生がマンガのハードルを下げてくれた。漫画は誰でも描けるって。もうっと早く読みたかったです。
