上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0変態クルセイダーの悶絶はご褒美です。
2020年5月27日に日本でレビュー済み
誰が一番、この巻で割を食ったというか苦労したかと言えば、間違いなくダクネスです。いつもなら変態クルセーダーの彼女が今回ばかりはカズマのフォローに奔走します。一方のカズマはと言えばほぼ、欲望に忠実に振る舞い色々とやらかします。やらかした末にえらくへこむ羽目になりますが、そこからが本領発揮です。
神器の改修に盗賊団を結成して、これまたここまでのへこみっぷりを取り戻す勢いで頑張ります。とはいっても結局ダクネスのアイアンクロ―に悶絶するのですが、それはそれなりに楽し気です。
さて、このとっ散らかったお話にもちゃんと次回への引きがあります。次巻はさらにダクネスが窮地に追い込まれます。もっとも前巻の引きもこんな感じだったので、割と楽しみではあります。変態クルセイダーの悶絶はご褒美です。