上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0私にはこの程度しか理解できませんでした
2013年1月14日に日本でレビュー済み
以下は少し内容を抜粋します。
『…つまり、理由を言葉で聞いても、結局はその意味するところは抽象化できない。抽象化できないものは、つまり理解できないものなんだ。言葉を聞いても、理解したことにはならないんだ』
『じゃあ、理解するっていうのはどういうこと?』
『…その理解によって、なにか手が打てるということだよ。…』
好奇心を社会に生かせることは幸せだと思う。信念に従って生きるには犠牲も伴うだろうけど、覚悟を決めれば得るものも計り知れない。それが研究の受ける恩恵なのかなとも思う。
問題を知る人は問題を解く鍵を持つ。
難しい論理を理解してくれる仲間が居ても居なくても、何年経っても何処に居ても、ずっと研究者であり続けることの崇高さが感慨深く、だからこそ最後の静かな孤独が余韻に残る。