上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0ガンダムマンガの最高傑作
2019年1月14日に日本でレビュー済み
ガンダムは今や、アニメでもマンガでも一大ジャンルとなった感があります。
しかし(本編たるアニメでも)、Zガンダム以降はミリタリーものであったり、歴史劇になったり、あるいは痛快ロボットアクションになったりして、初代ガンダムにあった「SF」としての作品作りは、いささかないがしろにされたように思います。
その中にあって、ほとんど唯一、SFとしてのガンダムを目指そうとしたのが本作とは言えまいか?
これはひとえに、長谷川裕一先生のセンスによるところが大きい気がします。
そしてSFをキープしながら、MSのアクション、きちんと立ったキャラクター、熱いドラマの展開もまた忘れない。
これは奇跡のようなバランスだと思うのです。
そしてその魅力は、現在でもいまだ色褪せてはいません。