上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0意外と本のサイズが大きい
2021年12月25日に日本でレビュー済み
以前から気になっていた古屋兎丸先生の『ライチ☆光クラブ』を購入しました。東京グランギニョルファンの中には、原作となった舞台『ライチ光クラブ』と一部のストーリーや人物設定が違うため、古屋先生の描いたこの作品が好ましく思わない方がいらっしゃるそうですが、私としては、原作は映像記録が一般人は普通見ることが不可能なため、この作品を読むことからさらに東京グランギニョルの、また劇団が創り出した作品たちのより広い認知につながっていくのではないかと思います。あとがきからも古屋先生の劇団への尊敬の念と熱い思いが伝わってきます。
新品を購入したので、もちろん綺麗な包装で帯もついてきました。ダンボールを開けて一番最初に感じたのは、「デカい」ということです。デカいし分厚いしこれは読み応えがありそうだなーと感じました。漫画というのは演劇よりも多い情報量を読者に伝達できるメディアのため、原作と比べてより複雑なストーリーになっているそうです。たしかに、何回か読み返しても読み応えは抜群です。
「怖いもの見たさ」から本を購入して見ましたが、十分に楽しめました。