上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0トールズとアシェラッドの攻防、掛け合いは最高のシナリオでした
2015年3月20日に日本でレビュー済み
ここまでが週刊少年マガジンに連載されていた内容です。
打ち切りというよりは、移籍が正しいでしょう。幸村誠先生の執筆スピードが余りに遅く
週刊連載に間に合わなかった模様です、その後、月刊誌のアフターヌーンに移りました。
作品のクオリティを維持する意味では正しい判断だったのではないかと思います。
そのため、少年マガジンコミックスとして販売されている1巻と2巻がカバー違いで存在しています。
内容には変更は有りませんのでカバーデザインが秀逸で統一されているこちらを購入することを
お勧めいたします。
「貴様が首領か」危機的状況で数多の戦士から臭いのみで、相手のボスを見分けるトールズ、
アシェラッド「俺もね、あんたから「臭いを」感じるんだよね、ヨームの戦鬼よ」
この一言でフローキの手回しと感づくトールズ。
敗北したアシェラッドは「トールズ あんた俺達の首領にならんか」
ここまでの一連の流れは、戦士とのしての強さ、頭の回転の速さを
シンプルに格好良く描き出しました。幸村誠先生の真骨頂と言えるでしょう。
地味ながらもここまでの攻防、このやり取りは短い時間ながらもアシェラッドとトールズが
お互いを理解し、評価する意味で完璧なシナリオでした。
惜しみない賛辞を送りたいと思います。