上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.010年後に読み返してみて
2021年1月12日に日本でレビュー済み
10年ぐらい前に読んで、また1巻から読み返した感想です。あの頃はまだ子供でのだめが何から逃げたのか、よくわからないまま読んでました。でもそれから自分も自分の夢を追いかけてみて、自由に楽しくやることと、真剣に向き合うことは違うんだなと思い知らされました。私は夢を追いかけてる途中で、挫折というか向き合うことに疲れて、期待されることから逃げてしまいましたが、のだめは最後に弾くことの喜びが向き合うことの辛さに勝つことができた。多分これで終わりではない。ここが始まりなんでしょうが、のだめは本当のピアニストになることが出来て本当によかった。千秋も、憎かった父親を理解し、のだめを引っ張れる強い人になれましたね。