カスタマーレビュー

2013年8月27日に日本でレビュー済み
アニメから入った者で、西尾作品は読んだことありませんでした。
アニメでは時間制限と読みが一緒な漢字や当用漢字ではない漢字があり、画面上の厖大な情報量で混乱するので、原作を読むこととしました。時系列順で。
著者の言葉遊びは上手で八九寺と主人公の掛け合いでは何度か吹いたことがありますが、この偽物語では八九寺とのやりとりでも今一つダラダラとしていてあまりキレがありませんでした。
下巻になると後半でやっと怪異話らしい話が出てきていつまで読者に怪異エンターテイメントを待たすのだと(忍は別)思いました。アニメで偽物語を少し見て妹歯みがきシーンや肩車シーンで「なんて変態」と思いましたが原作に忠実に時間を短縮して構成していたのですね。アニメは全部見ていませんが、おそらくアニメの方が出来は上々だと思いますが。言葉遊びだけでなく妹遊びはもう変態の域ですね。こんな妄想を作者は持っていたのかとこちらも妄想してしまいます。
アニメ化でハッチャけている(?無理に)作者のテンションもちょっとくどい。この作品より後に書かれた猫物語(黒)の方がまだ良く、傷物語の風情があるように感じました。
このような作者自身の妄想を主人公にやらせていると思えるような作品でシリーズの有終の美を飾れるとは到底思えません。次回作でやや正気に戻られたのでしょうと推察いたします。それとも無理やり書かされてダレていたとか。
下巻では主人公の言動行動のリビドーの放逸加減から言って私は下巻では悪役設定の貝木氏の方が紳士的で魅力的に思えてしまいます。例えミスドで100均以外のメニューを大量に頼んでいてもです。(ムッこれは伏線か?)

なお、どうでもいいことですが影縫女史の言葉は京都弁なのでしょうか?『おどれ』(あなた)って京都で使うのでしょうか?初めて聞いた。関西在住ですが、影縫氏の方言が河内弁のように聞こえるのは私だけ?西尾氏も関西出身で京都の大学在学されていたと聞いてはおりますが。言葉遊びの名人の西尾氏がそう書くのであるならどこかで使うんでしょうね。一見喧嘩の時しか使わなそうですが。真実どうでもいいことですが作中一番気になったのが影縫氏の京都弁でした。ああ、参考にならないレビューを書いてしまった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告する 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
109 件のグローバル評価