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2014年10月12日に日本でレビュー済み
「まんが道⑭」は最終巻でありますが、最後の所が全く終った感じのない終り方になってゐます。又、続きがどこかで始まるのかなとさへ思ってしまひます。多分、掲載誌の関係で急に終らなければならなくなったのではないかと思ひます。「まんが道」の執筆の最初が昭和四十五年で、今回の終りが昭和六十三年ですから、十八年もの長きにわたって自分達の漫画史を描き続けたわけです。丁寧な写実で作品が出来てゐますから、漫画界の大変貴重な裏面史にもなってゐます。この十四巻では、トキワ荘の全盛期の風景と主人公二人の一度干されてしまった漫画界へのカムバック劇、飛翔への雌伏、奮闘の姿がとても興味深く描かれてゐます。小学生位の子供達を喜ばせるエンターテナーとしての腕を試されて、何とか合格して次のステップへ進んだわけなのです。更には、ライバルであり、且つ、仲間でもあるトキワ荘の面々の様子も伝へてくれてゐます。石森章太郎の人気と驚異の速書きぶり、それをサポートした赤塚不二夫、そして、鈴木伸一は横山隆一のアニメ会社へ転進します。独自の道を着実に進んで行ってゐる姿にとても頼もしいものが感じられました。「まんが道」は、これで一旦完結しましたが、今後もどこかで継続されてゐるだらうストーリーを探して読み続けたく存じます。
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