カスタマーレビュー

殿堂入り
2018年4月3日に日本でレビュー済み
本書を読んで、
「なんで「俺のこと」が延々と描き綴られているんだ?」
と疑問に思われた方にとっては、本書は常に座右に置いておきたい大傑作漫画となるでしょう。
生まれてこのかた、「いいこと」なんて、ひとつもなかった、きっと将来も、「この調子」が延々と続くんだろうな、
という将来に対する漠然とした不安を抱き、ぼちぼち自殺しようかな…と考えておられる方、筆者は貴方の自殺を止める気はありません。
生きるも死ぬも個人の自由ですから。
でもね、自殺する前に本書を読んでみてください。
人間の心ってのは残酷にできていて、自分以下の境遇の人間を見ると、安心して、生きる気力がわいてくるんですよ、これが。
自殺はいつでもできますが、1度死んじまったら、本書が2度と読めないんですよ?

本書は2005年に発売され、現時点(2018年)で第17版となっています。
つまり本書を必要とする人間が、「需要」がそれだけあるってことです。
筆者のような、社会に全く貢献していない、誰からも必要とされていない、どこにも居場所が存在しない、「うつ病病み」が、
ズルズルとみっともなく、しかしながら、何とか生きて行けるのは、本書を読むことによって、救われているからなんですよ。

清く正しく真っ当に生きておられる方には本書は不要です。
筆者よりも幾分マシに生きておられる方にも本書は不要です。
生きて行くことが下手で、生きて行くことが苦しくて、
生きて行くことが、どうしようもなく不器用な方に本書を、お勧めする次第です。
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商品の詳細

5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
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