カスタマーレビュー

2016年11月5日に日本でレビュー済み
ここで多重人格の話を持ってくる確信犯的作者には腹が立つ。イクタへの救済の答えは簡単だ。誰にでも思い付く。イクタの中にヤトリという人格を作りだしまえばいい。そうすべきだ、ヤトリの生無くては彼は生きることが出来ないのだから。もしそんな救いを示していたならば、それは逃避で幻想だと自分は言い切っていただろうとしても。
しかし「集団が別人格を作りあげている」というのはあってはならない事だろうか?全く以って非科学的だ、そんなことはあり得ない、そう叫びたい。
だがイクタがヤトリを演じずとも騎士団はその存在を認識し共有しているのだ。刀として身体がそこにあって対話できるというのは生きていると言えるのではないか?いや欺瞞だ。成長も出来ない存在が生きているなんて呼べるものか。
今でも結論は出ず、頭の中で肯定と否定が入り乱れている。
しかし胸奥では認めてしまっているのだろう。自分にも騎士団の中にヤトリの姿が見えてしまうのだから。
ただひたすらに騎士団というものを感じさせる一巻であった。
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商品の詳細

5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
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