カスタマーレビュー

ベスト500レビュアー
2021年1月4日に日本でレビュー済み
アクション満載。
なんかカッコいい設定の技が繰り出され、その技をどう攻略するか、利用するかの戦略を追うのが楽しい。
勧善懲悪のストーリーではなく、強い者が残り弱い者が容赦なく死んでいく。

形としてはハンター×ハンター以降のバトル漫画として最も極まっていると思うし、なんかカッコいい設定と悲劇的な展開をバンバン出していくやり方は、キャラクター好きな若いファンには楽しいものだと思います。

ただ、個人的には合わなかったです。
渋谷事変に入ってからずっとですが、読んでいて辛い時間が長いです。
これはいわゆるバトル漫画だと思うので、キャラ同士の心の交流やドラマで感動する物語ではないです。感動するタイプの物語なら、辛い気持ちになることには意味があったり、そのあとのハッピーエンドへの布石だったりしますが、この漫画はそういったことには期待できない。
このあとも、この無惨さは拭われることなくただ続いていくんだと予感させます。それはきつい。バトル漫画は気持ちよく読みたいです。

幽遊白書の最後の方のようです。
それでも富樫先生は、少年漫画として最低限気持ちよくまとめようとしてくれたけど、こっちはそうはならない気がしています。
鬼滅とは、残酷さが似ているようで大きく違うマンガだなと思います。あちらは人が死んでいっても、どこか心が熱く暖かくなりましたが、こちらは読むほどに、心が荒むなと感じます。
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