カスタマーレビュー

2020年11月20日に日本でレビュー済み
描き続けることによって絵が上手くなっていく新人漫画家さんはよく見かけますが、この作者さんは絵だけじゃ無くて話作りまで、描けば描くほどにレベルアップしてるように思います。

10巻から始まった初の長編タイトル同期の桜編では長編そのものの話の良さと、過去話に散りばめられた伏線回収の妙技に魅せられましたが、今回奥岡島事件編では源親子を本筋に据えながら、他にも様々な人間模様を描き、過去話との繋がりを紡ぎながら同時に新たな伏線的要素を散りばめていく、そしてミスリードも笑いどころも混ぜ込まれて行くと、もはや複雑怪奇な技巧を見せつけられてるようで、先が気になるとどのコマも油断ならず、もはや元警察官と言うより知能犯との読み合いです(笑)

もしかしたら話のレベルに絵のレベルが追いついてきて本性出されてきたのかもしれませんが、このレベルで週刊連載、2〜3ヶ月に一冊刊行を休まずされてるって、本当色々とんでもない漫画家さんです。
この先どこまで良い意味で変態的な漫画になっていくのか…

今ではすっかり子供の頃のように毎週追ってるこの漫画ですが、先を知ってもちょうど発売される単行本で読み返すとまた新たな発見があったりして、楽しくて、ちゃっかり発売日に買ってしまうのです。策士!
今巻もご馳走様でした。

ちなみに歴史好きな作者さんが歴史を存分に妄想した産物、シキブアイラブユーもオススメです。
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