カスタマーレビュー

2017年1月3日に日本でレビュー済み
先程後編読み終わりました。
全体としての細かい評価は後編の方にまた書きます。

結論から言えばとても良かった。
吹奏楽という部活のスポ根的な部分が過剰に書かれているようで、
実はまったくその通りという、経験者たちなら乾いた笑いが起きそうなほどの練習量と、その描写量。
そしてのその圧倒的な描写が、後編への説得力に繋がっている。

正直言えば、前篇はそこまで面白くない。
いや、書き方が間違っていた、面白いのだけど、盛り上がることはない。
だけどその分、部活動という日常と、そこに絡めた群像劇が丁寧に描写されている。
先輩と後輩、同級生のパート仲間、そして女同士の友情。
それぞれが過酷とも言える練習風景の中で絡み合い、もつれ合っては2つの大会へと進んでいく。
つまりは説得力があるのだと感じる。

気持ち惜しかったのは、「それぞれの役割や立ち位置」は明確なのだけど、
「個性や人間関係の描写」が若干淡白なこと。(足りないわけではない)
これは登場人物が多いことも関係しているし、梓という主人公を中心に据えた物語ということから、
作者が意識して少し抑えめにしているのかもしれないと感じた。

久々に良い読書をしたなという気分になった。
評判が良かったから、アニメのユーフォを見て、原作のユーフォを飛ばしてこっちを読んだけど
原作の方も読みたくなった。

迷っている人は読んで損無いです。
アニメの人も誰も関係なく、ここから読んでも問題なく楽しめます。
お薦めします。
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