カスタマーレビュー

2019年10月22日に日本でレビュー済み
前巻の怒涛のオフィーリア編も終わり、それぞれ魔法使いとしての成長を重ねるオリバー達。互いを思いながら自分に出来る事を模索していく様も中々に熱いのですが、それだけに留まらず何とかなりド直球に性愛の話も絡んできます。
まあ、彼らもお年頃だからね。というレベルではなく、魔法使い何だからより良い血を残すのは当然、という価値観を前提にドロドロしてるんだか、さっぱり割り切ってるんだかよく分からない世界観が展開されていきます。
もちろん、オリバー達はまだまだ初心な感じで、キャッキャウフフのくすぐったい関係のままなのですが、魔法使い(多分主にキンバリー界隈)の世界はマジでやべーぜ……と思わずにはいられません。
まあ、合理性を追求していけばそうなるかなーとは思うのですが、さすがにねえ……。

そして登場する第三の魔剣。
え、この人が!?
とも思うのですが、裏オリバー組とも七人の敵達とも違った因縁の糸が現れた事で、ますます物語の展開に予想がつかなくなっていきます。
今後誰が味方になり敵になるのか?
誰と誰がぶつかるのか?
どいつもこいつも強くてイカれた奴ばかりなので、それだけでワクワクが止まりませんね。
そして肝心の魔剣なのですが、最高にチートで堪りません。
正直、剣術……?
と思わずにはいられないのですが、オリバーの魔剣もそうであるように、剣技とは全く関係のない所を出発点として編み出された魔剣なので、ある意味当然なのかもしれません。
そう考えると、純粋に剣技の探求の果てに魔剣に至ったナナオの剣士としての純度の高さが伺えます。極めた剣技が魔法に至る。グッときますね。
……そんな農民、どっかにいたなぁ。

今巻で、二年生編の敵ももちろん明かされます。
前々からヤバさが漏れ出てた人ですが、二年の課題でコレって上級生になったらもっとヤバいのが控えてんのかよ……と遠い目をせずにはいられません。
それで、そいつが作る最新最強の作品とオリバー達は対決しなければならない訳です。フロムもびっくりの鬼畜難易度ですね……。頑張れ、オリバー。

という訳で、物語の深さも、敵のヤバさも増し増しになっていく四巻でした。その分、仲間のレベルアップも凄まじいのですが、これからは犠牲なくしては進めない。そんな予感がしてきます。
期待と不安を胸に、次の巻も楽しみに待ちます。
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5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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