カスタマーレビュー

2017年9月26日に日本でレビュー済み
これはとても良い本ですし、それらの良い点は十分に他のレビュアーさまが紹介されています。
しかし難点を挙げるとすれば、それは、この書籍では言語学のアナトリア仮説という仮説に偏重しているために読者に偏った見方を与えてしまうことではないでしょうか。
本書ではアナトリア仮説を定説だとして書かれていますが、現在ではアナトリア仮説以前に提唱されたクルガン仮説が復権を果たしつつあるように思います。
そういう事情からアナトリア仮説のみでケルトの初期段階や古代のイメージを固めてしまうことはとても危うく感じます。
ハードカバー版は十年ほど前の書籍ですので、既にいくつかの点で最新とは言えないのですが、それでも価値がある本だと思います。
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