カスタマーレビュー

2021年8月9日に日本でレビュー済み
発売を楽しみにしていました。「ツェントの養女」として、中央行きが決まったローゼマイン。すると、当然ヴィルフリートとの婚約も…。側近たちやグーテンベルクの移動に関することや、領地(特にライゼンガング)の動き等、内容が詰まっていました。「個人的に気になった人物」に焦点を当てて記載しようと思います。

1. ヴィルフリート
領主一族会議の最後に『ローゼマインとの婚約解消』がジルヴェスターの口から告げられる。(ヴィルフリートは荒れる) …これまで数巻に渡ってヴィルフリートの「社交の拙さ」や「理解不足」が協調されていましたが、それもようやく一段落し「ヴィルフリート=できないやつ」という風潮も薄れていくかなと思います。ローゼマインとの関係は一番良い形に落ち着いたと思っています。(少なくとも私は納得しています) ローゼマインの婚約者という立場(また次期領主という立場)から解放されることで客観的に見えることも事実と思います。「フェルディナンドから届いた贈り物の件」や「ギーベ・ライゼンガングからの指摘」でヴィルフリートが周囲との認識の差を埋めていくのはこれからだと思いました。

2. エルヴィーラ
隠し部屋にてローゼマインとの親子会話。エルヴィーラが如何にローゼマインを大切に扱っていのかがよく分かるシーンでした。きっとエルヴィーラは「数少ないローゼマインの理解者であるとともに母」だったと思います。これだけは自信を持って言えます。貴族社会に生きるローゼマインを最も親身になって支えた男性が「フェルディナンド」だとすれば、女性は「エルヴィーラ」である、と。

3. ハルトムート
本巻でも色々なところで顔を覗かせていた人物でもありますが、その中で聞き逃せないカミングアウトがあったと思います。「ローゼマインの秘密を知っていた」という。…いや、確かに孤児たちから丁寧に情報を拾っていけばある程度真実には近づけるでしょうけど、その事実を「フェルディナンドに確かめる」っていう度胸と神経と頭が信じられません。(この辺りのエピソードをいずれSSで描いてほしいと思います。わりとガチで) …フェルディナンド達がやけにハルトムートを信用していた理由はこのあたりのエピソードが関係しているんじゃないかと思います。

人物ピックアップはここまでにしておきます。

<参考>
プロローグ:フロレンツィア視点
エピローグ:ルッツ視点
書き下ろし短編①:「わたくしの希望と問題点」(リーゼレータ視点)
書き下ろし短編②:「騒動の事情聴取」(ジルヴェスター視点)

次巻はついに「アレ」ですよね。ぶっちゃけ、シリーズを全体を通してイラストやキャラデザが最も気になっていると言っても過言ではありません。勿論ストーリーも楽しみです。

ただ無理はしてほしくないなと思います。(お体を崩されていたようですし…) 気長にお待ちしていますので、お体にお気をつけください。ではでは。
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