カスタマーレビュー

2021年2月12日に日本でレビュー済み
とてもとても温かくて、それでいて切ない巻でした。深く大きな愛に溢れていて、それでいて少し寂しくなる巻でした。

老いていくということは、未来よりも過去が長くなっていくということ。
そのぶん、思い出や愛情、後悔や寂しさ、喜びや懐かしさを、重ねていくということ。
どうしようなく、別れが訪れる回数が増え、その悼みの中に恋しさと感謝を募らせていくということ。
頭ではわかったつもりになっていることが、この作品を読んで、実感として胸にひたひたと染み込んでいくような感覚がありました。

作者様、どうかどうかお願いです。
この作品のクライマックスが、大吉おじいちゃんやタマちゃんの『お空への旅立ち』ではありませんように…佳枝さんの最晩年の描写のたびに願ってしまいます。
大吉さんとタマは、ずっとずっとあの島で、元気に穏やかに暮らしていってくれますように。そしてずっとずっとこの作品が続きますように!
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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