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2019年12月12日に日本でレビュー済み
1巻からずーっと明るく元気に楽しく!と太陽のごとく踊って来た潤平だが、同時に彼の中にはバレエのために生まれてバレエのために生きている流鶯の衝撃が消せないでいる。そして、その「オレは流鶯に勝てない」を乗り越える局面が別方向からやってきた。

しかし壁への向き合い方があくまで等身大。小さい頃かたバレエが好きだったのに父親をガッカリさせたくなくて秘密にしたこと、まったく面白くない映画をお愛想で見ていたこと、無理矢理に「いいとこもあったよ」と納得していたこと、そう、潤平はお調子者だけど基本的にみんな仲良く誰も傷つけたくないいいやつなんだ。でも「いいやつ」でいるために笑顔の裏に隠してきたモヤモヤがある。思春期なら誰もが感じるような嫉妬や薄汚い感情、でも大人になったら消化できるはずのものと正面から向き合いはじめる。

さらに巻末では気になる彼も顔見せして、いいところで終わる。はたして16巻はどうなるのか!?

話は変わって中村先生はいい指導者だ。岩井先生も生方先生もすごい人だ。でも子供の指導者としては中村先生みたいな人は必要だよなあ。生徒を信じて、正しい方向に導いて、でも生徒がマジになったら馬鹿みたいなことでも一緒になって支えてくれる、良いキャラだ。
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