カスタマーレビュー

2021年5月30日に日本でレビュー済み
本書はかのグレッグ・イーガンの傑作『ディアスポラ』にも匹敵する傑作である。
ベクトル的にはディアスポラと異なるが、テーマ的にはかなりの部分がディアスポラとオーバーラップしている。

SF小説としてではなく、小説としてなら黒暗森林の方が上という読み方も可能であるが、言うまでもなく『三体』(地球往時)シリーズはSF小説であるのでその読み方は不当だろう。

本書はほぼ完璧と言って良い。それくらい洗練されている。
主人公の決断を批判する向きもあるようだが、三体世界と違い合理的、悪く言えば非情になりきれない人間性の描写と読めばそんなに不快感はないはずである。

ここまですごい本を読んだのは久しぶりである。
所謂SFマニアなら1巻で挫折してしまった人もいるかと思うが、ぜひこの『死神永生』までたどり着いて欲しい。

いやあ面白かった~
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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