カスタマーレビュー

2018年3月4日に日本でレビュー済み
主人公はいい奴という設定なのに、それが少々崩れている。
姉を攫われた幼い少女がいるのだが、その姉がかつての知り合いに似ていたから主人公は
怒りの表情で、助けることを決める。
いい奴の設定で行くのなら、幼い少女の境遇にこそ怒るべきで、なぜそこで私事の理由で
主人公に怒らせるのか、意味が分からない。
言葉を話す魔族を、想像以上の威力だった弓矢で、何人か殺してしまうのだが、それに対する
後悔も何もなさそうだし。
言葉の通じる知的生命体を殺したんだから、普通の人間だったら悩むだろう。
その後、なんやかんやあって、ヒロインズが町の周りを荒廃させてしまうのだが、
主人公は何の悪意も、躊躇いもなく、目撃者の記憶を改ざんしてしまう。
記憶を勝手に弄るという、殺すにも等しい所業を、なぜそんな簡単に?
主人公は、いい奴設定じゃなかったの?
これじゃサイコパスじゃんかよ・・・
ヒロインの二人は可愛く描かれているし、コミカライズしている漫画家さんのおかげで、だいぶ
ストーリーの粗はマイルドになってるけど、原作者の力不足感は否めない。
好き勝手する問題児のヒロインが助さん格さん、ご隠居役に主人公を置いてるんだから、
主人公はもう少し深みのあるいい奴にしないと、現状だとただの迷惑な集団になってしまっている。
原作は知らないが、これから先ストーリーはよくなっていくのだろうか?
このままだと、ちょっと続巻を買う気はしないなぁ。
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