カスタマーレビュー

2016年11月1日に日本でレビュー済み
本書を通じて、電子部品業界について体系的に理解を深めることは難しいが、著者の電子部品への熱意が伝わってくる非常に面白い内容であり、また知らない会社に関する知識も多かったので有用だった。半導体が何でも屋さんになってしまったのに対し、電子部品はニッチを極めた結果、現在も絶好調な日本企業が多いというのが一つのメッセージ。個人的には、それもあるものの、それ以上に日系半導体メーカーは系列への甘えがあり世界へマーケティングする努力を怠ってきてしまったのに対し、電子部品メーカーは早くから海外顧客への真剣な営業・マーケティングを継続して海外の優良顧客をしっかり掴んできたことが最大の違いではないかと考えた。ニッチを追求することは賛成だが、一方でそれだけでは株主が期待する成長を追求することができない。特定顧客に依存し、言いなりになった瞬間、事業の未来はなく、常に甘えることなく新規顧客の獲得に向けて世界で勝負を続けてきた日系電子部品メーカーは素晴らしいと思う。
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