カスタマーレビュー

2013年10月21日に日本でレビュー済み
娚の一生でヒットして次回作は?となると前作より話題作になることを要求されるのはしかたないであろう。
その結果「純愛不倫」「アラフォー女の結婚観」なんかをテーマにしている。どうも現場では編集者が出したアイディアに沿ってつくったような感が無きしもあらず。
うがった見方すぎるかもしれないけど。でも前作の娚の一生の主人公つぐみといい、今回の主人公ヨリといい、優等生タイプの女性ばっかりで面白みもないし現実感がないし共感しづらい。
ヨリに執着する初恋一途純情男真木誠なんか唯の変態が免罪符になりえる(笑)精神科医をやっているという設定。その上、真木夫妻は完全に間違っちゃった結婚という都合の良い設定で、真木とヨリがくっつく可能性大で、先が見えてきそうで面白くない。
真木の妻の理恵のような結婚をした女性達は実際に複数知っているのでその一部はあんなものだろう。だけど、ヨリと真木の設定はキャラからシチュエーションからいってあり得ない。真木はルックスと医師免許を取ったらあのストーリーの中ではただのキモ男。初恋という免罪符で武装しているだけ。
娚の一生の場合親に対して子供が欲する愛情などを描いていてホッとするものがあったが、この話ではほっくりするところはあまりない。
せいぜい、興味があるのはヨリが何故結婚をあきらめるに至る心情に至った経緯の描写と(ちょろっと描いているけど)ヨリの父親に対する確執(それで自分を大事にできないところがあるのかもしれない)と妹ルイの出生が謎というところであろう。
絵は綺麗なので星2点ストーリーは1点。

あの、2人の出会いで本の窃盗疑いの謝罪に対して肉体交渉を提示する真木も気持ち悪いし、妊娠を配慮してもらっても、(いくらイケメンでもベットで変態かもしれないではないか?ラブホで死体にされないか?病気をうつされないか?と心配しないのか?)それに対して風俗嬢より安易に応じるヨリ。これでときめける読み手の方々は純真な乙女なのか?解らない。その後の話の進展から読み続けているけど。フツーにこのくだり、気持ち悪くないですか???
ヨリ自分を大事にしなさすぎ。プチ老後と言っている割には欲情していて、頭の中と行動が矛盾している。ここがミソに今後なるんでしょうけど。
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