カスタマーレビュー

2021年2月23日に日本でレビュー済み
今回は、二度の素材採集がメインかな? こんなのをよく考えるよなぁ、と、感動しながら読みました。
所々に、聖書の内容を思い起こす事象があり・・・神話と聖書の入り混じりがいい味を出してる。
(ロOの妻がソドOとゴモO脱出の時に振り返って塩の柱となる)や、(アシュOOテの女神(異教の女神)に対するお供え)等々。
ハッセの町での「選択の扉」も、本当に悔い改めているかどうかを見定める「最後の審O」を思い出させる。
心が解る神にしかできない裁判といった感じ。(聖書の神は、悔い改める可能性が少しもない罪人だけを処刑するので)
無知の罪は情状酌量があるけれど、故意の罪にはない。一応、心から反省する時間が与えられていたので、問答無用でもない。何人もの人を殺した犯人でも死刑を忌避する今の日本人には解らない感覚かもしれない。(心を見ることが出来ない裁判官には冤罪もあるからわからないでもないが。) 連帯責任という感覚も。

ロゼマはこの世界の感覚に馴染む事が出来るのか? それとも、キリOトのように何か使命を持ってこの世界にわざわざ貧民の子供として生まれてきたのか? とか、色々と想像を掻き立てられる素晴らしい作品。

ただ・・・前神殿長宛の手紙を、何故、すべて神官長に渡さないんだ?と思っていた事が、今回、謎の手紙で益々・・・大丈夫か?と。感じた。 理由も述べられていたけれど、犯罪者への手紙だろう?と、思ってたので、納得がいかない。
まあ、「失敗は成功の母」と本人がよく言っているので、気にしてもしょうがないか(笑)

新しい印刷機を作るにあたり、新しいやり方を取り入れていくロゼマ。 これはもう、「領主の養女」になってて本当に良かったね。と言いたくなったよ。物作りは面白くていいね。

貴族社会での、立ち位置は・・・これからどうなるんだろう・・・あまりにも異質すぎて「排除」に向かわないか、ちょっと不安になった。
今の所は、ヴィルフリートの側近達も、ロゼマに実質「助けられた」事は事実なので、協力体制だけれども。
ヴィルフリート自身は、とても扱いやすい性格をしていると思うので、これから、養母様がきちんと教育していけば、それなりの「次期領主」になりそう。

ロゼマの「祝福」は、普通の貴族とどう違うのか? 神殿育ちが理由だろうか? 、魔力量だけでは、本人の意思を無視して勝手に飛び出すというのを説明できない。 神様に真剣に祈ったら、他の貴族でも(フェルディナンドでも)そうなる種類のものなのか・・・今後に期待して、次を読みます。
楽しい作品をどうもありがとう。

そういえば、女神の水浴場で汲んだ水の効果は如何ばかり? 後日談でもいいのでちょっと知りたいな(笑)
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