カスタマーレビュー

2011年4月17日に日本でレビュー済み
ソフトウェア開発プロセス系の本で、いまのところ最も好きな本です。

のっけからの至言

「ほとんどの格言には、逆の格言が存在する」

に、まずシビれました。
正しい方法論を探す前に、肝に銘じておきたい言葉です。

この本は、一定のフォーマットに従って、色々なプラクティスを解説してくれます。
フォーマットというのは、以下のような感じ。

1.悪魔の言葉
 やってしまいがちで、かつ失敗につながりそうなことを、悪魔の言葉として表現。

 例:問題に対処する上で最も重要な第一歩は、犯人をつきとめることだ!

2.反論
 1への反論をする形で、アジャイル・プラクティスを説く。

3.天使の言葉
 悪癖から救い出し、アジャイルプラクティスへ導く天使の一言。

 例:非難してもバグはなおりません

4.こんな気分
 このプラクティスを実行することで、どんな気分になれるか

5.バランスが肝心
 ケースバイケースで、プラクティスが不足だったり過剰だったりすることがある。
 そのバランスをとるためのヒント。もしくは「ケースバイケースであること」を教えてくれる

特に、「5.バランスが肝心」は私の好きなところで、その感覚こそがアジャイルに必要なことなんじゃないかなと思っています。

勿論、書かれているプラクティス自体も、ためになることばかり。
これを読むだけで、開発者としてのレベルは間違いなく1つ上がる!
・・・と、個人的には思っています。(バランスが肝心)

とにかく、開発者には勿論のこと、IT関連ですら無い人が読んだとしても、ためになる本だと思います。
(流石にソレ系の用語も多く、それが分からない可能性も高いので、ぜったいお勧め!とはできませんが・・・)

副題に「達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣」とありますが、まさに達人プログラマの知見が詰まった本。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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