カスタマーレビュー

2013年12月13日に日本でレビュー済み
妙なレビュータイトルで申し訳ありません。
この漫画を読んで一番感じた印象を、簡潔に表したいと1分悩んだ末に出てきた言葉です。
所詮1分悩んだだけの言葉なので、この酷いレビュー共々受け流して頂けると嬉しいです。

『娚の一生』とこの『姉の結婚』よんで、つくづく感じていたこの違和感はなんだろう…
どうしてこうもゾッとし、いらいらするのだろうと最近考えて、ようやく合点がついたので、レビューさせて頂きます。

ざっくりあらすじを言うと、
不倫の末に捨てられた40歳だか過ぎたかそれくらいのおばさんが、
知らぬ間に自分の高校時代に憧れのマドンナと崇拝されていた同級生(イケメン、医者、既婚)と田舎に戻った末に再会、
泥沼の不倫関係に陥りながら、もがくようなもがかないような…アアンもてちゃって困るゥと言うような感じです。

20代女性が読めば、全員が揃ってこんな人生全く持って歩みたくないというような始まりなのですが、
おそらく華麗な転身を図って7,8巻かけて結局、この不倫同級生とくっつくだろうなあ〜
というのが予想されるような漫画でした。紆余曲折あっても、結局妄想は花開いて終わるのが普通です。

なぜ、こんなにも違和感とイライラが募るのか…
ああ、これは現実に昇華できない作者の妄想自己投影なのだと気付きました。
リアルな40代女性に見立てようと、地味さを強調する割りに、隠れ美人という謎設定。
仕事も出来て、そこそこお金には困ってない。
そこにきて都合のいい出会いと、都合のいい男性像。
イケメン、セックス上手い(多分)、猛烈に愛してくれるの三拍子(笑笑笑)
なぜか暗い過去をもって都落ちした割りに、周りの人間には恵まれている。
意味分かりません。
こりゃ可笑しいゾ…と思っていたときに、作者が40代で独身だというのを知ってやっと納得しました。
これは作者自身の夢の入り混じり、その凝り固まった妄想が恐ろしくて、ゾッとして、
あまりにも都合が良過ぎてイライラするのだなあと。
昼ドラのように振り切れてもいないので、余計もどかしい。
これが多分ヨリが希代の悪女だったらここまでにはならないのだと思います。
いい子ぶって「私はもう終わったの…(波ザッパーン)」みたいな人生達観したフリをして、
ヤる事だけしっかりヤッてるから「猫被るなババア!」とコミックスを叩きつけたくなるのだと思います。

アマゾンレビューが意外にも低評価をされている方がいらっしゃるので、
ニュアンスとして感じるものが同じなのだなあと思いつつ、
結局、5巻まで買ってしっかり売り上げに貢献している自分。
ここまでこきおろしていてあれですが、なんだかんだ言って、
イライラがクセになっているのだと思います。
そこが西先生作品の魅力なのだと思います。
2巻まで読んで投げ出しましたが、こういうのを書きながらなかよしの連載をしてるところはスゴイ。
ほんとどこから来るんだその情熱。

最初にこの本を手にとったときは十代でしたので、それっぽっちの感性しか無いのですが、
おそらくこれが三十代、四十代になれば、夢見る自分を慰める本になっていくのだろうなあ…
しばらく、私はこれを教訓に、しっかり地に足ついた生活をしようとりあえず結婚しようと強く決意する次第です。
ある意味で反面教師漫画なのだと言い切って長々したレビューを終わりに致します。
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5つ星のうち3.9
星5つ中の3.9
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