以前のレビューで、安達が「甘える子供」から脱却しないと恋愛には発展しないと書いた。
しかし結局、安達には何の変化も無くしまむらに依存し続け、しまむらは依存されることにある種の喜びを感じ、そのまま10年後も一緒にいることが確定。
私にはどうしてもこれが恋愛には見えない。
恋愛にもいろんな形があるのだろうけど…母親と友達と恋人をしまむら一人に求めるのは…やっぱり恋愛というより依存かな…。
正直、安達より樽見の方が好きなので…「樽見としまむら」希望。
![[8巻] 安達としまむら8](https://m.media-amazon.com/images/I/511VwxQX+zL.jpg)
高校二年生の十月は修学旅行の季節らしい。となると班決めがあって、席を素早く立つ安達の姿が目に飛び込んで来る。
「なにかな足の速い安達」
「班は、一緒で」
「うん」
当然そうなるのだ。
ただ問題は、班を作るには五人必要ということだ。安達の性格からして、二人きりじゃないと不満だろうし、どうしたものか。
意識して準備する物もないし、二泊三日の旅行で私服が必要なわけもなく。流れるままに、ぱーっと、出たとこ勝負でいいかな。
「なにかな足の速い安達」
「班は、一緒で」
「うん」
当然そうなるのだ。
ただ問題は、班を作るには五人必要ということだ。安達の性格からして、二人きりじゃないと不満だろうし、どうしたものか。
意識して準備する物もないし、二泊三日の旅行で私服が必要なわけもなく。流れるままに、ぱーっと、出たとこ勝負でいいかな。
©Hitoma Iruma 2019 (P)KADOKAWA
- 再生時間5 時間 17 分
- 配信日(Audible)2022/2/4
- 言語日本語
- ASINB09FF2KHHM
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック

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登録情報
再生時間 | 5 時間 17 分 |
---|---|
著者 | 入間 人間 |
ナレーター | 松嵜 麗, 大橋 歩夕 |
配信日(Audible.co.jp) | 2022/2/4 |
制作 | KADOKAWA |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B09FF2KHHM |
Amazon 売れ筋ランキング | - 252位Audibleブック・オリジナル (の売れ筋ランキングを見るAudibleブック・オリジナル) - 24位ティーン向け: ライトノベル(ラノベ) - 25位ティーン向け: 文学・フィクション・ライトノベル - 3,953位ライトノベル (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.9
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月17日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
違う2人だからこそ違うペースで、違う言葉で「付き合う」事について答えを見つけてくれました。
なんというかとてつもなく当たり前ではあるのですが、安達としまむらが、2人の関係が好きな方には絶対読んで頂きたい1冊です。よくある「○○が好きな人には~」なんて既存の関係性では例えられない「安達としまむら」だけの関係だと思うので。
修学旅行の話…とあらすじに書いてあったので旅行の準備から始まる冒頭の「遠路」では驚かされました。結果として未来が先に描かれ、過程として現在が描かれると読み進める度に安達としまむら2人の感情や言動がパズルのピースのように嵌まっていき、何もかもが2人の未来へ積み重なる大切な一瞬一瞬なのだと思わずウルっと来ました。エモさを引き立てるギミック、入間先生は天才です。
読んでみるとあっという間なのに、物足りないとは一切感じさせない充足感、多幸感に溢れる1冊でした。
アニメ化・再漫画化も感激ですし、何よりこんな素晴らしい「最終話」を読ませて頂いて尚も続刊が出る事実が何より嬉しいです。これからも2人の積み重ねる時間や交わす言葉、育む関係を楽しみにしています。
なんというかとてつもなく当たり前ではあるのですが、安達としまむらが、2人の関係が好きな方には絶対読んで頂きたい1冊です。よくある「○○が好きな人には~」なんて既存の関係性では例えられない「安達としまむら」だけの関係だと思うので。
修学旅行の話…とあらすじに書いてあったので旅行の準備から始まる冒頭の「遠路」では驚かされました。結果として未来が先に描かれ、過程として現在が描かれると読み進める度に安達としまむら2人の感情や言動がパズルのピースのように嵌まっていき、何もかもが2人の未来へ積み重なる大切な一瞬一瞬なのだと思わずウルっと来ました。エモさを引き立てるギミック、入間先生は天才です。
読んでみるとあっという間なのに、物足りないとは一切感じさせない充足感、多幸感に溢れる1冊でした。
アニメ化・再漫画化も感激ですし、何よりこんな素晴らしい「最終話」を読ませて頂いて尚も続刊が出る事実が何より嬉しいです。これからも2人の積み重ねる時間や交わす言葉、育む関係を楽しみにしています。
2019年5月13日に日本でレビュー済み
2年以上の間をあけての新刊、それにとどまらず再コミカライズ、アニメ化の情報まで引き連れてやってきました。
盆と正月とクリスマス、夏休みと冬休みにゴールデンウィークでもつけとけと言わんばかりのお祝いラッシュといった感じ。
正直間が空きすぎているので、期待値が高すぎて読んだら肩透かしを食らっちゃうかも…
なんて思ってましたが、杞憂も杞憂、個人的シリーズ最エモシチュの盛り合わせでした。
この巻では普段と違い、しまむらから見た安達への想いが存分に書いてあります。
正直これまでのしまむらは、達観というか、やや投げやりな行動思考をしていたので
「安達と付き合う=安達が好き」という方程式が成り立っているのか、少し不安もありました。
ですが、この8巻を読めば
「…もー!やっぱりしまむらさんも安達大好きじゃないっすかー!」
となるのでシリーズを追ってきた人は読むべし、いや読め。
盆と正月とクリスマス、夏休みと冬休みにゴールデンウィークでもつけとけと言わんばかりのお祝いラッシュといった感じ。
正直間が空きすぎているので、期待値が高すぎて読んだら肩透かしを食らっちゃうかも…
なんて思ってましたが、杞憂も杞憂、個人的シリーズ最エモシチュの盛り合わせでした。
この巻では普段と違い、しまむらから見た安達への想いが存分に書いてあります。
正直これまでのしまむらは、達観というか、やや投げやりな行動思考をしていたので
「安達と付き合う=安達が好き」という方程式が成り立っているのか、少し不安もありました。
ですが、この8巻を読めば
「…もー!やっぱりしまむらさんも安達大好きじゃないっすかー!」
となるのでシリーズを追ってきた人は読むべし、いや読め。
2021年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
修学旅行のくだりは評判通り良かった。
様々な掛け合いや、より深い関係性を築いてる感じに胸がときめいたりもした。
ただ一点。
ただ一点だけ、未来のお話を冒頭に入れる必要あったのだろうか?
この二人はこの先どうなっちゃうんだろうとハラハラドキドキしながらページを開いたら、先にエンディング見せられた気分。
公式で作者がネタバレするとはある意味斬新。
作者さんは様々ある世界線を描くのが好きみたいだから、これも平行世界のIFのお話かとも思ったが、あとがき見るとどうもそうではなさそう。
こういうのは別冊の購入特典や、せめて巻末のおまけで描いてほしかった、正直。
様々な掛け合いや、より深い関係性を築いてる感じに胸がときめいたりもした。
ただ一点。
ただ一点だけ、未来のお話を冒頭に入れる必要あったのだろうか?
この二人はこの先どうなっちゃうんだろうとハラハラドキドキしながらページを開いたら、先にエンディング見せられた気分。
公式で作者がネタバレするとはある意味斬新。
作者さんは様々ある世界線を描くのが好きみたいだから、これも平行世界のIFのお話かとも思ったが、あとがき見るとどうもそうではなさそう。
こういうのは別冊の購入特典や、せめて巻末のおまけで描いてほしかった、正直。
2020年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても嬉しい未来があって 修学旅行があって だんだんしまむらも愛情ふかくなって 一言一言が読んでいて嬉しくなってしまう 私が安達タイプの人間だから ただ 17歳から27歳という10年間の 二人と樽ちゃんや日野達の人生が 全く書かれていなくて
想像するしかない しかし 高校生から大人になると 環境も交流も大きく変わる中で こうなるのには
安達の成長としまむらの苦労と葛藤は
大変なものがあったと思う
相当しまむらを困らせたり悩ませたり してしまっていると思う 17歳から27歳の10年間を是非書いてほしいと思います
想像するしかない しかし 高校生から大人になると 環境も交流も大きく変わる中で こうなるのには
安達の成長としまむらの苦労と葛藤は
大変なものがあったと思う
相当しまむらを困らせたり悩ませたり してしまっていると思う 17歳から27歳の10年間を是非書いてほしいと思います