中学校入学直後がメイン。
絶対服従を強いる野球部顧問。
先輩からの理不尽な要求、陰湿ないじめ。
好きだからやってきた野球、
やりたいからやってきた野球だったはずなのに、
大人や上級生にやらせてもらう野球になってしまう戸惑い。
己の道を突き進もうとする道に立ちはだかる壁。
1巻同様、巧は相変わらず己の道を突き進もうともがくのですが、
2巻の注目は、豪も巧とはまた違った角度で己の感情に素直に突き進もうとし始めること。
夫婦は段々顔が似てくると言いますが、
バッテリーも女房役との言葉が示すとおり似てくるのかもしれませんね。
風雲急を告げる野球部に降りかかる事件。
野球部はどうなるのか。引き続き第3巻を読むことにします♪
![[2巻] バッテリーII](https://m.media-amazon.com/images/I/51CBNHXBQBL.jpg)
「育ててもらわなくてもいい。誰かの力を借りなくても、おれは最高のピッチャーになる。信じているのは自分の力だ――」中学生になり野球部に入部した巧と豪。2人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。監督に歯向かう巧に対し、周囲は不満を募らせていく。そしてついに、ある事件が起きて……! 各メディアが絶賛! 大人も子どもも夢中になる大人気作品!
(C) Atsuko ASANO/Makiko SATO 2009

- Audible会員は定額聴き放題
- 12万以上の対象作品が聴き放題に
- 30日間の無料体験後は月額 ¥1,500。いつでも退会できます
ボタンを押すと注文が確定し、
Audibleの利用規約
に同意したものとみなされます。
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
このタイトルをチェックした人はこんなタイトルもチェックしています
ページ 1 / 1最初に戻るページ 1 / 1
登録情報
再生時間 | 9 時間 59 分 |
---|---|
著者 | あさの あつこ |
ナレーター | 乃神 亜衣子 |
配信日(Audible.co.jp) | 2016/11/25 |
制作 | KADOKAWA |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B01N8QAP6G |
Standard Japanese | |
Amazon 売れ筋ランキング | - 6,423位Audibleブック・オリジナル (の売れ筋ランキングを見るAudibleブック・オリジナル) - 400位文学・フィクション: 現代文学 - 2,552位全集・選書 (本) - 63,361位文芸作品 |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
73 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんな世界でも人間関係って難しい。
今、自分もいろんなコミュニティに属している。誰もがいろんなコミュニティに属しているはず。どのコミュニティでも同じ自分でいられる人が羨ましく思う。自分はむしろ、そのコミュニティごとに自分のカラーが変わってします。そうするつもりはないのだが、自然とそうなっている。だから、結果として、あるコミュニティにいる自分はストレスが高かったりする。
巧や豪が中学校に通い始めた。小学校と中学校の大きな違いは学年による上下関係。1つ上のお兄ちゃんを○○くんと呼んでいたのが、○○さんとか○○先輩と呼ぶことになる。そして、従属関係へとつながる。私はそれを自然に受け入れたと思う。何も不思議に思うことなく。それが今のどこのコミュニティでも、形を変えながら存在する自分というものが形成されたと思った。
でも、巧はそうじゃないんだ。そのギャップにストレスを感じる。そういった周りの変化を受け入れないと通す。それにより、周りのみんなにも歪みを生んでしまっていることに気付く。自分だけでなく、周りに影響させていることにストレスを感じる。そして、悩む。
ある種、日本人がはじめてぶち当たる人間関係の壁がここにあったんだ。
今、自分もいろんなコミュニティに属している。誰もがいろんなコミュニティに属しているはず。どのコミュニティでも同じ自分でいられる人が羨ましく思う。自分はむしろ、そのコミュニティごとに自分のカラーが変わってします。そうするつもりはないのだが、自然とそうなっている。だから、結果として、あるコミュニティにいる自分はストレスが高かったりする。
巧や豪が中学校に通い始めた。小学校と中学校の大きな違いは学年による上下関係。1つ上のお兄ちゃんを○○くんと呼んでいたのが、○○さんとか○○先輩と呼ぶことになる。そして、従属関係へとつながる。私はそれを自然に受け入れたと思う。何も不思議に思うことなく。それが今のどこのコミュニティでも、形を変えながら存在する自分というものが形成されたと思った。
でも、巧はそうじゃないんだ。そのギャップにストレスを感じる。そういった周りの変化を受け入れないと通す。それにより、周りのみんなにも歪みを生んでしまっていることに気付く。自分だけでなく、周りに影響させていることにストレスを感じる。そして、悩む。
ある種、日本人がはじめてぶち当たる人間関係の壁がここにあったんだ。