表紙の女の子、どことなくキム・ヒョンテを彷彿とさせるキリッとした顔つきですね。
頭のツンツンはFFXのリュックのよう。
しかしまぁ、この女の子がとんでもないキャラでした。やりたい放題。
訓練されたリョナラー及び百合豚ならば、EP10〜11のちょいグロながらどこか官能的なやり取りに満足できるはず……できますよね？
周りの人間が、ある程度水面下でのやり取りで動いているのに対し、主人公REALとその同族（？）達は好き勝手やっています。容赦ない。
「ゾーリンがけ」（ヘルシング参照）とか平気でやります。
2巻では、ただでさえ多い女性キャラから更に2人追加されます。一人はAVのようなシーンで初登場、もう一人はいかにも幸の薄そうな、しかし「絶体この人やばい領域に足突っ込んでる」と思ってしまうシーンでの登場。
少しずつ、この物語がどこへ向かおうとしてくるのかが明らかになってくる2巻。
未だタイトルの『アガルタ』という単語は出てこない（はず）ですが、全11巻、まだまだ先は長いです。
一つ気になるのが、巻末の作者コメンタリー漫画。
2009年からという恐ろしく長い休載や、今回の「オリジナル版続刊出さずにイチから出します」商法に対する弁明は欠片もありません。
別に謝れってわけじゃありませんが、この作品に対してどのくらいの思い入れがあるのか、今回復活したのはどんな経緯だったのか、とか、そういうバックボーンが見えてきません。
それなら、別にわざわざ書かなくても良かったのでは？ とちょっと冷たいかもしれませんが、そんな気持ちにもなりました。
……だって、2巻コメンタリーのノリとか、どことなく『BUSTERED!!』の作者と似てたから……。
嫌いってわけじゃないけど、果たしてキチンと終わらせられんのかって不安になります。
コメンタリーを見た限り、画力は未だ健在と思われますが、11巻まででどうなるのか。
すでに最後までは書き終えているようで、物凄く早いペースでの刊行です。月イチ2巻同時刊行って。凄いな。
頑張って追いつこうと思います。
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