少女漫画の域を超えた、本当にスケールの大きな物語。
こんな話を思いつく田村先生の頭の中ってどうなってるの?
読み終えた後はしばらく他の漫画を読む気になれない、それくらい素晴らしい漫画です。
全巻持ってますが、読み終えるのが悲しくて外伝だけはまだ買っていませんでした。
ついに購入。
↓以下ネタバレ有り↓
他の方のレビューでも多いですがやっぱり安吾がかわいそうで辛かった。
でも考えてみたら、殺人と強姦未遂ってかなりの凶悪犯。
生い立ちが同情できるから余計辛いんだけど、花への謝罪の気持ちより被害者意識のほうが強かった気がする。
花から拒絶されたことでようやく自分の罪の重さに気づいたんだと思う。
安吾好きだから、花~!許してやってよ~という気持ちにもなったけど、普通に自分を襲った人間と一緒に暮らしていくのは無理だよね。
今は無理だけど、でもきっと何年後か何十年後、安吾達が他の国の人を連れて戻って来て、その時明るい気持ちで再会できたらいいなと願います。
本当に、その後の世界も見てみたいー!
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7SEEDS 外伝 (フラワーコミックスアルファ) コミック – 2018/1/10
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その後のメンバー達は!? 本当の完結編!
2017年夏、16年の連載期間を経て、ついに最終回を向かえた
大ヒット作「7SEEDS」!!
人類滅亡を阻止するため、未来へと送られた若者達は、崩壊していく地下から脱出し、佐渡島で生きていくことを決意した。
そして、最後まで生き残ったのは30人のメンバー達だった。
食べ物や住む場所の確保など、「生活」に必要な作業を協力しあわなければならない日々がついに始まった!
ナツは、花は、嵐は、安居は、新巻は・・・。
それぞれがそれぞれに複雑な思いを抱えるメンバー達。
そんな中、涼が花に会いに来たことで、思わぬ事態に・・・!?
壮絶な日々を乗り越えた30人の、その後を描いた、
本当の完結編がここに!
2017年夏、16年の連載期間を経て、ついに最終回を向かえた
大ヒット作「7SEEDS」!!
人類滅亡を阻止するため、未来へと送られた若者達は、崩壊していく地下から脱出し、佐渡島で生きていくことを決意した。
そして、最後まで生き残ったのは30人のメンバー達だった。
食べ物や住む場所の確保など、「生活」に必要な作業を協力しあわなければならない日々がついに始まった!
ナツは、花は、嵐は、安居は、新巻は・・・。
それぞれがそれぞれに複雑な思いを抱えるメンバー達。
そんな中、涼が花に会いに来たことで、思わぬ事態に・・・!?
壮絶な日々を乗り越えた30人の、その後を描いた、
本当の完結編がここに!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館サービス
- 発売日2018/1/10
- 寸法11.2 x 1.4 x 17.4 cm
- ISBN-10409870028X
- ISBN-13978-4098700288
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんなの最後までがキチンと書かれていて、これは外伝というより36巻って感じ。
できたら赤ちゃんのカプセルがどうなったのか知りたかったけど。
なんか花アンチ多くてビックリ。
ウザかったり褒められた態度でないときもあったけど。勝手にどっか行くとか。
でもさ、レイプされかけた人があの反応なのは当たり前では?
一生消えない心の傷だよ。
最後のシーンはああなると思う。
むしろリアルな反応だと思うな。
これで安居可愛そうって言ってる人は、誰にでも絶対許せないことがあるんだと覚えといたほうがいいよ。
謝るのは許してもらうためじゃないし、謝ったら許してあげなきゃいけないわけじゃないからね。
世の中、謝っても許してもらえないことなんてたくさんありますよ。
人間の尊厳を踏みにじる行為なら尚更。
安居も生い立ちはかわいそうだと思うけど。
あの育ち方させられたら壊れるよね。
安居があの中じゃ1番壊れてるかな。
もう少し人にも感情があること理解しないとね。
自分の気持ちにばっかり考え寄りすぎ。
茂とかナツ見下してるのもね。
自覚はないようだけど、それが余計悪い。
夏Aの残りのメンバーについては、お前らもももたろのときとか静観してたくせに謝らないのかとおもうし、あゆとか嫌い。
薬やキノコの実験とかありえない。
まーでも一番嫌いなのは要かな。
歪んだ考え押し付けて育てて、失敗だったと相手に責任なすりつけてくる。
まつりちゃんが言ってたセリフがド正論。
ところで、秋ヲが泣いた赤鬼の話をしてるけど、あの話では赤鬼も青鬼も何もしていないよね。
この場合の例としてはおかしいんじゃないかな~と思う。
できたら赤ちゃんのカプセルがどうなったのか知りたかったけど。
なんか花アンチ多くてビックリ。
ウザかったり褒められた態度でないときもあったけど。勝手にどっか行くとか。
でもさ、レイプされかけた人があの反応なのは当たり前では?
一生消えない心の傷だよ。
最後のシーンはああなると思う。
むしろリアルな反応だと思うな。
これで安居可愛そうって言ってる人は、誰にでも絶対許せないことがあるんだと覚えといたほうがいいよ。
謝るのは許してもらうためじゃないし、謝ったら許してあげなきゃいけないわけじゃないからね。
世の中、謝っても許してもらえないことなんてたくさんありますよ。
人間の尊厳を踏みにじる行為なら尚更。
安居も生い立ちはかわいそうだと思うけど。
あの育ち方させられたら壊れるよね。
安居があの中じゃ1番壊れてるかな。
もう少し人にも感情があること理解しないとね。
自分の気持ちにばっかり考え寄りすぎ。
茂とかナツ見下してるのもね。
自覚はないようだけど、それが余計悪い。
夏Aの残りのメンバーについては、お前らもももたろのときとか静観してたくせに謝らないのかとおもうし、あゆとか嫌い。
薬やキノコの実験とかありえない。
まーでも一番嫌いなのは要かな。
歪んだ考え押し付けて育てて、失敗だったと相手に責任なすりつけてくる。
まつりちゃんが言ってたセリフがド正論。
ところで、秋ヲが泣いた赤鬼の話をしてるけど、あの話では赤鬼も青鬼も何もしていないよね。
この場合の例としてはおかしいんじゃないかな~と思う。
2022年4月21日に日本でレビュー済み
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以前から名前だけは知ってましたがネトフリのアニメを見て読みたくなりました。
名作ですね。サバイバル漫画はいろいろ読みましたが7SEEDSは間違いなく名作です
そのドラマには少年少女が成長していく描写もあります。サバイバルだけでなく思春期の若者の成長を描いた漫画でもあります
名作ですね。サバイバル漫画はいろいろ読みましたが7SEEDSは間違いなく名作です
そのドラマには少年少女が成長していく描写もあります。サバイバルだけでなく思春期の若者の成長を描いた漫画でもあります
2022年1月8日に日本でレビュー済み
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加害者が被害者に謝罪する。普通の漫画家なら、そこで被害者はその謝罪を受け入れ、ハッピーエンド・ストーリーとする。簡単だからね。
しかしこの外伝では、被害者は加害者に対して「謝罪して欲しいとかはない。ただ、近寄るな」という徹底した拒絶を見せる。
これだけ見ると「謝ってるのに許されない可哀想な安居(加害者)vs謝られてるのに許さない意地悪な花(被害者)」となる。
しかし、もう一歩踏み込んで深読みすると、別の構図が見える。最後の場面で安居は自省し抜いた結果、「皆のために、そして自分の為に」海外に行く(そして戻る)決断をする。
これが、安易な「皆ハッピー」な安っぽいヒューマニズムに陥らず、作品やキャラをより深めている。よい小説は何度読んでも深読みができる。良いマンガというのも同様であると実感した。
ただし逆に言うと、単純なハッピーエンドである安っぽいヒューマニズムを希望する人や、表面に出ているものだけを見て「花が酷い」とか考えてしまう人にはこの外伝は向いてないと思う。
しかしこの外伝では、被害者は加害者に対して「謝罪して欲しいとかはない。ただ、近寄るな」という徹底した拒絶を見せる。
これだけ見ると「謝ってるのに許されない可哀想な安居(加害者)vs謝られてるのに許さない意地悪な花(被害者)」となる。
しかし、もう一歩踏み込んで深読みすると、別の構図が見える。最後の場面で安居は自省し抜いた結果、「皆のために、そして自分の為に」海外に行く(そして戻る)決断をする。
これが、安易な「皆ハッピー」な安っぽいヒューマニズムに陥らず、作品やキャラをより深めている。よい小説は何度読んでも深読みができる。良いマンガというのも同様であると実感した。
ただし逆に言うと、単純なハッピーエンドである安っぽいヒューマニズムを希望する人や、表面に出ているものだけを見て「花が酷い」とか考えてしまう人にはこの外伝は向いてないと思う。
2021年11月13日に日本でレビュー済み
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本編通して安居が一番好きなので、外伝では安居が主人公として物語が進んでいくのが嬉しかったです。
私は客観的に見てるからそう思うのでしょうが、安居の生い立ちを考えると彼のやった事を責められないなと感じました。
花は許す必要は無いと思いますが、その他のメンバー(特に夏B)は困った時だけ安居に助けを求めてお礼もなし、俺たち私たちには関わるなスタンスで「えっ」てなりました。
というか私がこの世界のメンバーならば花のことを許せないと思います。「親のやったことじゃん」と他のメンバーは花に同情してますが、いややってるレベルが酷すぎてそんな優しく言える?てなりました...安居に涼くんがいてくれて良かったです。
私は客観的に見てるからそう思うのでしょうが、安居の生い立ちを考えると彼のやった事を責められないなと感じました。
花は許す必要は無いと思いますが、その他のメンバー(特に夏B)は困った時だけ安居に助けを求めてお礼もなし、俺たち私たちには関わるなスタンスで「えっ」てなりました。
というか私がこの世界のメンバーならば花のことを許せないと思います。「親のやったことじゃん」と他のメンバーは花に同情してますが、いややってるレベルが酷すぎてそんな優しく言える?てなりました...安居に涼くんがいてくれて良かったです。
2022年7月8日に日本でレビュー済み
この外伝を含め7SEEDSという作品全体の評価になります。
7SEEDSは、ポストアポカリプス小説の傑作である小松左京「復活の日」への意趣返しのようなところがあると思っておりましたが、この外伝で意趣返しの結末をしっかり描いたところはとても見事だったと思います。
「復活の日」はパンデミックで人類の大半が死んだあとに、南極基地でわずかに生き残った人々を描いた物語ですが、女性の扱いがひどいのです。7SEEDSの中でも「復活の日」に関する話はチラッと出てきていますが、あの南極では女性が複数の男性の共有物となって子供を生み、育てる役割を担うのです。すべての女性はその扱いを受容しており、主人公男性の母のように振る舞う人までいます。小松左京氏としては女性を聖母として描いたつもりらしいですが、現代的な感覚では人権無視も甚だしいです。
田村先生も「小松左京さん、それ違うと思います!そんな綺麗事じゃないです!」という気持ちで7SEEDSを構想したのではないでしょうか。そして人権感覚に乏しく強い生存本能だけで生きのびたキャラクターたち(夏Aチーム)と他のキャラクターの確執の中で、田村先生の考える女性像というものをしっかり描ききったと思います。
とりわけ重要なテーマとして、『心に傷を負ってしまったら(負わせてしまったら)その傷は永遠に修復できないこともある』ということは7SEEDSの中で何度か描かれていますが、この外伝でも決定的に修復できないことが描かれました。この痛々しいリアリティこそ、田村由美の真骨頂といえるでしょう。したがって、意趣返しと言うより「復活の日の二番煎じになるとしても、女性である田村由美でなければ描けないもの描こう。それは男性である小松左京が描けなかったことでもある」という作者の揺るぎないジェンダープライドが全編にわたって溢れた作品といったほうが良いと感じました。
7SEEDSは、ポストアポカリプス小説の傑作である小松左京「復活の日」への意趣返しのようなところがあると思っておりましたが、この外伝で意趣返しの結末をしっかり描いたところはとても見事だったと思います。
「復活の日」はパンデミックで人類の大半が死んだあとに、南極基地でわずかに生き残った人々を描いた物語ですが、女性の扱いがひどいのです。7SEEDSの中でも「復活の日」に関する話はチラッと出てきていますが、あの南極では女性が複数の男性の共有物となって子供を生み、育てる役割を担うのです。すべての女性はその扱いを受容しており、主人公男性の母のように振る舞う人までいます。小松左京氏としては女性を聖母として描いたつもりらしいですが、現代的な感覚では人権無視も甚だしいです。
田村先生も「小松左京さん、それ違うと思います!そんな綺麗事じゃないです!」という気持ちで7SEEDSを構想したのではないでしょうか。そして人権感覚に乏しく強い生存本能だけで生きのびたキャラクターたち(夏Aチーム)と他のキャラクターの確執の中で、田村先生の考える女性像というものをしっかり描ききったと思います。
とりわけ重要なテーマとして、『心に傷を負ってしまったら(負わせてしまったら)その傷は永遠に修復できないこともある』ということは7SEEDSの中で何度か描かれていますが、この外伝でも決定的に修復できないことが描かれました。この痛々しいリアリティこそ、田村由美の真骨頂といえるでしょう。したがって、意趣返しと言うより「復活の日の二番煎じになるとしても、女性である田村由美でなければ描けないもの描こう。それは男性である小松左京が描けなかったことでもある」という作者の揺るぎないジェンダープライドが全編にわたって溢れた作品といったほうが良いと感じました。
2022年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
※ネタバレあり注意※
何年か前に7SEEDSを kindleで全巻購入。
今回、妊娠出産を経験し子どもが寝てるときにまた読み返してみた。
本編は壮大な物語。
登場人物達の出会いと成長。
困難に立ち向かい、全員で安住の地、佐渡に辿り着き生活を始める。
番外編は読んだことなかったので、気になってたこともあり初めて購入して読んでみた。
どんな内容だろう、登場人物たちはその後幸せに暮らしているのだうか、一巻だけの番外編、ドキドキワクワクして読んだ。
私自身、男性から理不尽な暴力を振るわれた経験がある。相手のことは10年くらい経ったけど、未だに許せない。
でも読んでみて感想は率直に「安居がかわいそう、安居にも幸せになってほしかった」だった。
してしまった未遂でも許されない行為…
追い詰められとても不安定な精神状態。
その後夏Bと出会いいろいろあったけど、助けてあげて信頼関係を築くことができた。
それなのに、番外編で未だ村八分。
情状酌量の余地はありそうだけど。
難しい問題。気持ちの問題。
された本人が生理的に受け付けないのは仕方がないけれど、たった30人しかいない日本人のコミュニティに入れてもらえないのは、かわいそう過ぎる。
他の人たちだって、多かれ少なかれ罪を犯しているのに。
あゆは人を3人殺したようなものだし、ももたにとてもひどいことをして、謝ってもなく好きな相手?を見つけてコミュニティの中で平然と暮らしているのに違和感と怒りさえわく。
他の夏Aも鷭以外卯波を殺している。
殺されてもいい人は殺していいのか?
何故安居だけ?十六夜を殺したのだって、他の夏Aは黙認してた。
ももたをエサにしてたのは源五郎もでは?
謝ったの?
性暴力は絶対に許されないし、された人は許せない会いたくない、怖いって言う気持ちもわかるけど、だからって村八分はかわいそうすぎる。
安居だけ理解してくれ受け入れてくれる相手がいないのは敢えてなのだろう。覆水盆に返らずということなのだろうか。
読んだあとこんなにモヤモヤした気持ちになるなら、正直読まないほうが良かったのかなとさえ思う。
今とても気持ちが複雑。
こんなに考えさせられる漫画を描ける作者はすごい。
いつか安居が幸せになってる漫画が読みたい。
こんなに漫画のキャラクターをかわいそうと思ったことがない。
せめてもの救いは涼っていう理解者がいたってことかな…
何年か前に7SEEDSを kindleで全巻購入。
今回、妊娠出産を経験し子どもが寝てるときにまた読み返してみた。
本編は壮大な物語。
登場人物達の出会いと成長。
困難に立ち向かい、全員で安住の地、佐渡に辿り着き生活を始める。
番外編は読んだことなかったので、気になってたこともあり初めて購入して読んでみた。
どんな内容だろう、登場人物たちはその後幸せに暮らしているのだうか、一巻だけの番外編、ドキドキワクワクして読んだ。
私自身、男性から理不尽な暴力を振るわれた経験がある。相手のことは10年くらい経ったけど、未だに許せない。
でも読んでみて感想は率直に「安居がかわいそう、安居にも幸せになってほしかった」だった。
してしまった未遂でも許されない行為…
追い詰められとても不安定な精神状態。
その後夏Bと出会いいろいろあったけど、助けてあげて信頼関係を築くことができた。
それなのに、番外編で未だ村八分。
情状酌量の余地はありそうだけど。
難しい問題。気持ちの問題。
された本人が生理的に受け付けないのは仕方がないけれど、たった30人しかいない日本人のコミュニティに入れてもらえないのは、かわいそう過ぎる。
他の人たちだって、多かれ少なかれ罪を犯しているのに。
あゆは人を3人殺したようなものだし、ももたにとてもひどいことをして、謝ってもなく好きな相手?を見つけてコミュニティの中で平然と暮らしているのに違和感と怒りさえわく。
他の夏Aも鷭以外卯波を殺している。
殺されてもいい人は殺していいのか?
何故安居だけ?十六夜を殺したのだって、他の夏Aは黙認してた。
ももたをエサにしてたのは源五郎もでは?
謝ったの?
性暴力は絶対に許されないし、された人は許せない会いたくない、怖いって言う気持ちもわかるけど、だからって村八分はかわいそうすぎる。
安居だけ理解してくれ受け入れてくれる相手がいないのは敢えてなのだろう。覆水盆に返らずということなのだろうか。
読んだあとこんなにモヤモヤした気持ちになるなら、正直読まないほうが良かったのかなとさえ思う。
今とても気持ちが複雑。
こんなに考えさせられる漫画を描ける作者はすごい。
いつか安居が幸せになってる漫画が読みたい。
こんなに漫画のキャラクターをかわいそうと思ったことがない。
せめてもの救いは涼っていう理解者がいたってことかな…