ラダーシリーズは、「はしご (ladder)」を使って一歩一歩上を目指すように、学習者の実力に合わせ、無理なくステップアップできるように開発された英文リーダーのシリーズです。 リーディング力をつけるためには、繰り返したくさん読むこと、いわゆる「多読」がもっとも効果的な学習法であると言われています。多読では
1. 速く
2. 訳さず英語のまま
3. なるべく辞書を使わずに
読むことが大切です。スピードを計るなど、速く読むように心がけましょう(たとえば TOEICテストの音声スピードはおよそ1分間に150語です)。そして1語ずつ訳すのではなく、英語を英語のまま理解するくせをつけるようにします。こうして読み続けるうちに語感がついてきて、だんだんと英語が理解できるようになるのです。まずは、ラダーシリーズの中からあなたのレベルに合った本を選び、少しずつ英文に慣れ親しんでください。たくさんの本を手にとるうちに、英文書がすらすら読めるようになってくるはずです。
「わたしは何のために生きているの?」中学3年生で脊髄小脳変性症を発病し、歩くことも、話すこともままならなくなりながら、必死で自らの生きる道を見つけようとする亜也。母はともに悩み、時に涙しながら亜也を支え、導いてゆく。本書は亜也が治療の助けとなるようにと書き続けた日記であり、生きることに希望を見いだそうとする魂の叫びである。
著者について
木藤亜也(きとう あや, 1962-1988)
愛知県生まれ。中学3年生で脊髄小脳変性症を発病する。治療の助けとするために自らの病状を日記に書き記す。後にこの日記が『1リットルの涙』として出版され、多くの人に生きる希望を与えることとなった。1988年25歳で永眠。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木藤/亜也
1962‐1988。愛知県生まれ。中学3年生で脊髄小脳変性症を発病する。治療の助けとするために自らの病状を日記に書き記す。後にこの日記が『1リットルの涙』として出版され、多くの人に生きる希望を与えることとなった。1988年25歳で永眠
とよざき/ようこ
徳島県池田高校卒業。外国人劇団アルビオン座、座ガイジンのプロダクションマネジャーを経て、現在、ドキュメンタリー番組などマルチメディア作品の翻訳やナレーションのコーディネーションに携わる
ヴァーナム‐アットキン,ステュウット
英国生まれ。オックスフォード大学卒業。在日30年、日本をベースに、ライター、ナレーター、役者として活躍。大学で教鞭も執る。昔話や有名な物語の翻案に携わる他、バイリンガルコミックス、宮沢賢治の作品、日本人作家の翻訳も数多く手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)