読みやすいというのは正義だと思う。
地の文章が冗長過ぎず、かといってほぼ会話文というほど短いわけではなく絶妙な配分で書かれており非常にテンポよく読めました
・・・・が、主人公の性格が明るいと言うより「緩い」「軽い」と表現した方が正しいと思う箇所が散見されました。
騎士社会では上下関係が絶対みたいな台詞があるのですが、新米の主人公が雲の上の存在である団長達やそのまとめ役である総長に対して新入社員が教育係の先輩にする様な敬語ではあるが言い方や雰囲気が馴れ馴れしい態度を取るのは読んでて引っかかります。
作中で上が「良いよ!」て言えば縦社会なので多少の無礼では周囲から文句は出ないだろう、と説明がありましたが、個人的にはアウトな発言が多い。
堂々と嘘の報告をする(即バレ)、新人が団のトップに意見する…等々、騎士になれないと親兄弟に散々言われていたのは当然だと思う(家族は腕前がアレだから反対だったけど)。
これで幼少期から騎士になる為に訓練してきたと言われても「え~」てなる。
とはいえ、そういう細かい(?)点を除けば人物はキャラはそれぞれ立っているし会話の掛け合いは楽しいので読んでいてあまり気にはなりません。
最初に書いた通り地の文章が読みやすく最後までするりと読んでしまえるので寝る前や移動中に読む作品として丁度良い作品だと思います。
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騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。
騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。
- 言語日本語
- 出版社アース・スター エンターテイメント
- 発売日2019/6/15
- ファイルサイズ9406 KB
-
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。えっ、これって今ではおとぎ話と化した「失われた魔法」!?しかも最強の魔物・黒竜が私の従魔に!!?でも前世で「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。…ってことで、正体隠して初志貫徹で騎士になります!書き下ろしはフィーアの聖女の力検証。…のはずが、同行した冒険者たちがワケありすぎ!? --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者について
十夜
はじめまして、十夜と申します。
本作が初めての本で、6月15日に発行されます。
十夜はPNで、名前をいただいた「とうやさん」は6月15日が誕生日です。
出来すぎだな、と思いました。
chibi
明るいファンタジーはいいですね。
私のコーヒーもフィーアさんの手でうっかり回復薬にして貰いたいです。
--このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
はじめまして、十夜と申します。
本作が初めての本で、6月15日に発行されます。
十夜はPNで、名前をいただいた「とうやさん」は6月15日が誕生日です。
出来すぎだな、と思いました。
chibi
明るいファンタジーはいいですね。
私のコーヒーもフィーアさんの手でうっかり回復薬にして貰いたいです。
--このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B07SVX6ZQ8
- 出版社 : アース・スター エンターテイメント (2019/6/15)
- 発売日 : 2019/6/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9406 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 328ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 408位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 56位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2019年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い!
異世界ではなく三百年後に転生した大聖女。なろうでよくある普通の技術だったものが未来ではロストテクノロジー、オーバーテクノロジーになっている世界です。
前世の記憶を取り戻した主人公の聖女としての治癒魔法も規格外で、ゲームで例えるならホイミやポーションですら希少な世界でベホマズンを唱えたりエリクサーを作成したりするレベルです。
しかし、前世で勇者に裏切られ魔王の部下に殺されたため、トラウマになり今世ではタイトル通り聖女の力をひた隠すことに決めます。
そういう設定に加えて、主人公の性格が愛すべきバカなために力を振るっても嫌みな感じはせず主人公の心理描写、他キャラとの掛け合いも面白く、読後感もスッキリします。
タイトルにも1と付いている通り、続刊前提です。ラストも新キャラが登場したところで終了しています。特に区切りがいい訳でもないので気になる人は気になるかもしれません。
異世界ではなく三百年後に転生した大聖女。なろうでよくある普通の技術だったものが未来ではロストテクノロジー、オーバーテクノロジーになっている世界です。
前世の記憶を取り戻した主人公の聖女としての治癒魔法も規格外で、ゲームで例えるならホイミやポーションですら希少な世界でベホマズンを唱えたりエリクサーを作成したりするレベルです。
しかし、前世で勇者に裏切られ魔王の部下に殺されたため、トラウマになり今世ではタイトル通り聖女の力をひた隠すことに決めます。
そういう設定に加えて、主人公の性格が愛すべきバカなために力を振るっても嫌みな感じはせず主人公の心理描写、他キャラとの掛け合いも面白く、読後感もスッキリします。
タイトルにも1と付いている通り、続刊前提です。ラストも新キャラが登場したところで終了しています。特に区切りがいい訳でもないので気になる人は気になるかもしれません。
2020年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、最初は「あーまた主人公最強物かー」なんて思って読んでました
が、一巻の中盤にかかってキャラが増えてくると主人公のうっかり具合と、周りのキャラクターがいきいきと動き出し、その中でほのぼのとした勘違い系ストーリーが展開され、だんだん面白くなっていきます
特筆すべきは魔物を狩るという騎士団に身を置くことで殺伐とした、というか血なまぐさい行為こそありますが、全ての登場人物に愛すべき点が見いだせることだと思います(さすがに言いすぎか、主要人物としておこうw)
そして主人公もある事情から「大聖女」としての力を隠さなくてはならないにも関わらず、それでも周りの人間が困っていたら、その聖女としての在り方から助けてしまう姿に非常の好感の持てるキャラクターに仕上がっています
一巻だけでは中途半端に終わるので、腑に落ちない点もありますが、続きはwebでも読めますし、そちらを読んでから、もう一度買うか買わないか判断してもよいと思います
私はそうしましたし、最近は周りにも推しています
過去の話には悲しいこともありますが、基本的には「優しくて綺麗な話」だと思いますね。興味を惹かれたら是非、ご一読ください(綺麗な話になるのは二巻以降ですw)
が、一巻の中盤にかかってキャラが増えてくると主人公のうっかり具合と、周りのキャラクターがいきいきと動き出し、その中でほのぼのとした勘違い系ストーリーが展開され、だんだん面白くなっていきます
特筆すべきは魔物を狩るという騎士団に身を置くことで殺伐とした、というか血なまぐさい行為こそありますが、全ての登場人物に愛すべき点が見いだせることだと思います(さすがに言いすぎか、主要人物としておこうw)
そして主人公もある事情から「大聖女」としての力を隠さなくてはならないにも関わらず、それでも周りの人間が困っていたら、その聖女としての在り方から助けてしまう姿に非常の好感の持てるキャラクターに仕上がっています
一巻だけでは中途半端に終わるので、腑に落ちない点もありますが、続きはwebでも読めますし、そちらを読んでから、もう一度買うか買わないか判断してもよいと思います
私はそうしましたし、最近は周りにも推しています
過去の話には悲しいこともありますが、基本的には「優しくて綺麗な話」だと思いますね。興味を惹かれたら是非、ご一読ください(綺麗な話になるのは二巻以降ですw)
2019年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Web版を読み、単行本も出たので読みました。
比較的新しいなろう系作品の中では特に面白いと思います。
ちゃんとしたストーリー展開の中にもどこか抜けた様なコミカルな主人公のキャラクターが軽快でと楽しく読むことができます。
どちらかというとコメディ寄りですが、ギャグ一辺倒出ないところが良いところではないでしょうか?
挿絵も綺麗でいいと思います。(ちょっと青い鳥文庫感が有りますが…)
今後の展開が気になります。Web版更新とともに次巻も楽しみにしています。
比較的新しいなろう系作品の中では特に面白いと思います。
ちゃんとしたストーリー展開の中にもどこか抜けた様なコミカルな主人公のキャラクターが軽快でと楽しく読むことができます。
どちらかというとコメディ寄りですが、ギャグ一辺倒出ないところが良いところではないでしょうか?
挿絵も綺麗でいいと思います。(ちょっと青い鳥文庫感が有りますが…)
今後の展開が気になります。Web版更新とともに次巻も楽しみにしています。
2019年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重傷を負った拍子に過去の記憶と魔力が戻り、無自覚なまま周囲を巻き込む聖女のお話です、率直に言って面白い。
よくある転生モノかと思いきや、そうではない。あくまでその世界の住人が数百年後に生まれ変わるのがポイント。転生する前の過去のシーンに少々残酷な場面がありますが、それを除けば全編を通してほのぼのとした内容で読んでいて楽しいです。何より、フィーナがいい子です。作品紹介でほのぼの系や主人公の善良性を謳っていたとしても、往々にして煮え湯を飲まされるのはよくあることなのですが、本当に見ていて純粋に楽しい。違和感を覚えることなく読むことが出来、買ってよかったと心から思えます。それに、続きが読みたいと思わせてくれたのは久しぶりです。
ただ、ここで幕引きか、と。少々キリの悪い終わり方に上下巻表記がほしかったと思ってしまいました。
それと時折、品性のないキャラクターが登場します。その点については注意というか我慢が必要かと。
よくある転生モノかと思いきや、そうではない。あくまでその世界の住人が数百年後に生まれ変わるのがポイント。転生する前の過去のシーンに少々残酷な場面がありますが、それを除けば全編を通してほのぼのとした内容で読んでいて楽しいです。何より、フィーナがいい子です。作品紹介でほのぼの系や主人公の善良性を謳っていたとしても、往々にして煮え湯を飲まされるのはよくあることなのですが、本当に見ていて純粋に楽しい。違和感を覚えることなく読むことが出来、買ってよかったと心から思えます。それに、続きが読みたいと思わせてくれたのは久しぶりです。
ただ、ここで幕引きか、と。少々キリの悪い終わり方に上下巻表記がほしかったと思ってしまいました。
それと時折、品性のないキャラクターが登場します。その点については注意というか我慢が必要かと。
2019年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
WEB版をとても面白く読んでました。ただ、やはりWEB版を読んでるので定価だとたかーい。
せめて定価が700円代だったら。。。。と欲しいものリストに入れてました。
そしてサイバーマンデーセールの時に偶然見たらkindle版がだいぶ安くなってるじゃないですか。
すぐにぽちっと。書下ろし版もついてますよ。
その書下ろし版ですが2つあり、1つは総長との話(短い)。もう1つは本編での再登場に期待を
持てる話(長い)でした。書下ろしの為だけに買っても大満足できると思います。
ちなみに星1つ減らした理由は定価が高い事です。
せめて定価が700円代だったら。。。。と欲しいものリストに入れてました。
そしてサイバーマンデーセールの時に偶然見たらkindle版がだいぶ安くなってるじゃないですか。
すぐにぽちっと。書下ろし版もついてますよ。
その書下ろし版ですが2つあり、1つは総長との話(短い)。もう1つは本編での再登場に期待を
持てる話(長い)でした。書下ろしの為だけに買っても大満足できると思います。
ちなみに星1つ減らした理由は定価が高い事です。
2021年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
再読、改めて1〜2巻はおすすめできる。(3巻からは調子が落ちてマンネリになってしまうのでまとめ買いは要注意)これだけテンポが良くゲラゲラ笑える話も珍しい。ただしあくまでヒロインが頂点におり男性が傅くことを前提にとぼけたキャラクターとの落差を楽しむ女性向けのお笑いなので、男性がツッコミ役になって上から女性キャラを批評する男性向けお笑いが好きな方には楽しめないかもしれない。
必ずしも恵まれた育ちではないのに影のない猪突猛進、良く言えばいついかなる時も明るくひたむきな主人公のキャラクターも魅力。使役獣の黒竜もただのマスコットに留まらない存在感がある。
ただあまりにちんちくりんだとモテまくるのに説得力がないので、もう少し身長が高くて体つきが女性らしい絵だと良かったかな(※重力や布の特性を無視して胸や腰を不自然に強調した成人向けイラストをつけてくれという意味ではない)
イケメンな主人公の相手役候補がうじゃうじゃ出てくるが、ほぼほぼ智勇優れたタイプでキザっちく嫌味だったり、陰でコソコソする自称頭脳派はいないのでストレスはない。ただできればもっと同性の友人を出して欲しい。
必ずしも恵まれた育ちではないのに影のない猪突猛進、良く言えばいついかなる時も明るくひたむきな主人公のキャラクターも魅力。使役獣の黒竜もただのマスコットに留まらない存在感がある。
ただあまりにちんちくりんだとモテまくるのに説得力がないので、もう少し身長が高くて体つきが女性らしい絵だと良かったかな(※重力や布の特性を無視して胸や腰を不自然に強調した成人向けイラストをつけてくれという意味ではない)
イケメンな主人公の相手役候補がうじゃうじゃ出てくるが、ほぼほぼ智勇優れたタイプでキザっちく嫌味だったり、陰でコソコソする自称頭脳派はいないのでストレスはない。ただできればもっと同性の友人を出して欲しい。