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英語学習の科学 単行本 – 2022/4/25
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英語学習者が抱える個別の悩みについて、第二言語習得研究の最前線に立つ11人が、それぞれの専門分野の膨大な研究業績の蓄積を駆使してQ&A形式で回答。語彙や文法や発音といった学習分野だけでなく、「読む・書く・聞く・話す」の技能面、個性の違いや留学や子供の英語など環境面などを、各専門の立場からわかりやすく解説する。エビデンス付きで本当に役立つ英語学習法を知るとともに、第二言語習得研究の概要を知ることもできるお得な1冊。各章にブックガイド付き。
<目次>
第1章 SLA 研究から考える英語学習の大原則
大人でも高度な英語力は身につく/インプットの効果を最大化する/アウトプットの4 つの利点 ほか
第2章 単語の学習
英単語の効果的な学習法を教えてください ほか/ SLA研究の最前線:文脈からの意味推測の効果
第3章 文法の学習
「中学英文法さえ知っていれば英会話はできる」というのは本当ですか? ほか/ SLA研究の最前線:リスニングとスピーキング練習における文法処理の手続き化
第4章 発音の学習
何をすれば発音が上手になりますか? ほか/SLA研究の最前線:発音習得のためには聞き取りが重要か
第5章 リスニングの学習
「シャドーイング」とは何ですか? どのような効果がありますか? ほか/SLA研究の最前線:コミュニケーションにおける同時処理能力を育むシャドーイング学習の秘密
第6章 リーディングの学習
1文ずつ訳してしまう読み方はダメでしょうか? ほか/SLA研究の最前線:多読の効果にエビデンスはあるか?
第7章 スピーキングの学習
「インプットだけで話せるようになる」というのは本当ですか? ほか/ SLA研究の最前線: スピーキングにおけるチャンクの重要性
第8章 ライティングの学習
英語を書くことと話すことはどう違いますか? ほか/ SLA研究の最前線: ライティング活動と文法学習のタイミングの関係
第9章 英語学習と個人差
英語学習における「記憶力」について詳しく教えてください ほか/ SLA研究の最前線: 英語力の「相転移」が起こる条件
第10章 動機づけ・学習スタイル・学習ストラテジー
英語学習のやる気はどうしたら維持できますか? ほか/SLA研究の最前線: 動機づけ向上を目指した指導の効果
第11章 子どもの英語学習
小学校英語の教科化で日本人の英語力は上がりますか? ほか/SLA研究の最前線:外国語環境における早期英語学習の効果
第12章 留学による英語学習
留学するなら早ければ早い方が良いですか? ほか/SLA研究の最前線:留学で上達しやすい英語力と留学しなくても上達できる英語力
終わりに――SLA研究の活用法と注意点
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社研究社
- 発売日2022/4/25
- 寸法14.8 x 1.3 x 21 cm
- ISBN-104327453072
- ISBN-13978-4327453077
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商品の説明
著者について
秋田大学高等教育グローバルセンター准教授。博士(教育学)。専門分野は発音・リスニング。著書に、『Teaching EFL Learners Shadowing for Listening』(Routledge)がある。好きな英語学習法はカラオケシャドーイング。
門田修平(かどた・しゅうへい)[第5章]
関西学院大学・大学院教授。Tryon 社フェロー(顧問)。博士(応用言語学)。専門分野は第二言語習得。著書に『Shadowing as a Practice in Second Language Acquisition』(Routledge)などがある。役立つ学習法はシャドーイング・音読。
濱田 彰(はまだ・あきら)[第6章]
神戸市外国語大学外国語学部准教授。博士(言語学)。専門分野は第二言語習得(特に読解・語彙の学習)。共著に『R による教育データ分析入門』(オーム社)がある。役に立った英語学習法はストラテジーを学ぶこと。
神谷信廣(かみや・のぶひろ)[第7章]
群馬県立女子大学教授。博士(第二言語学)。専門分野は教授第二言語習得。近著に「What characteristics of recasts facilitate accurate perception when overheard by true beginners?」(Language Teaching Research)がある。好きな英語学習法は洋画鑑賞。
新谷奈津子(しんたに・なつこ)[第8章]
関西大学教授。博士(言語教育)。専門分野は第二言語習得。著書に『The Role of Input-Based Tasks in Foreign Language Instruction for Young Learners』がある。オススメの学習法は海外の有名人ツイートを読むこと。
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登録情報
- 出版社 : 研究社 (2022/4/25)
- 発売日 : 2022/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4327453072
- ISBN-13 : 978-4327453077
- 寸法 : 14.8 x 1.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,101位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
立教大学異文化コミュニケーション学部および同大学院・准教授。立教大学英語教育研究所所長。東京大学大学院で修士号を取得した後、Victoria University of Wellingtonで博士号(応用言語学)を取得。関西大学外国語学部准教授および法政大学文学部英文学科准教授などを経て現職。専門分野は第二言語習得で、効果的な英語学習法について研究している。学生からは「なかたンゴ」と呼ばれている。
宮城教育大学教授。宮城教育大学を卒業後、カリフォルニア大学サンタクルーズ校留学を経て、東北大学大学院教育学研究科で修士号、トロント大学オンタリオ教育研究所にてPhD(教育学)を取得。専門は、第二言語習得、英語科教育、特に、日本人が英語を教える・学ぶについて、実証的に研究している。
明治大学国際日本学部教授。主な専門分野は,第二言語学習の心理学。第二言語(英語)を学ぶにはどのような学習方法が効果的なのか,どうすればやる気は高まるのかといったテーマを理論実証的に研究。主な著書には,『英語学習のメカニズム: 第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法』(2015年, 大修館書店),『「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法』(2018年, 大修館書店),『英語教育論文執筆ガイドブック: ジャーナル掲載に向けたコツとヒント』(2020年, 大修館書店)などがある。
専門分野は第二言語習得・外国語教育。特に、日本人英語学習者への効果的な英語指導・学習に関する研究を行っている。東京学芸大学教育学部(日本語教育)、東京学芸大学大学院教育学研究科(英語教育)、メリーランド大学カレッジパーク校(第二言語習得、PhD)を経て、現在、神奈川大学国際日本学部准教授。
カスタマーレビュー

上位レビュー、対象国: 日本
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最近はSNSやインターネットで、個人の成功体験を基にした「客観性に乏しい」英語学習法を目にすることがありますが、この本は、過去から現在(一番新しいもので2022年)に至るまでの研究に基づいて書かれているため、書いてある情報も比較的新しく、かつ客観的で説得力のある内容になっているように感じます。
また、この本には、英語力(単語、発音、文法、四技能)にとどまらず、やる気やそれぞれの人の違い、子どもの英語学習、留学による英語学習の事も書かれているため、とても守備範囲の広い本だと思います。
研究に基づいていることもあって、中には難しい言葉も少し出てきています(特に第一章は研究の事なので難しい内容になっています)が、意味を読み取る(何が言いたいかを理解する)だけなら、高校生でも読めなくはない内容だと思います。英語学習に悩んでいる人から、英語学習の研究に興味のある人、英語を教えている人、英語力を高めるために海外留学を考えている人、さらには小さい子どもを英語教室に通わせようかどうか悩んでいるパパやママにまで、おすすめできる一冊です。
本書は日本のSLA研究の最前線で活躍されている専門家達の共書ということで、私の疑問を解消するためまた、自身の英語学習のヒントや改善につながるのではと手に取りました。
本書により英語が上達するという類の書籍ではありません。英語の教え方/学習の仕方自身を考察しているものです。従ってメイン対象読者は英語を学習する側や教える実務側ではなくその方向性を指南する研究者/官僚の方々だと思いました。第一章でそのことはわかります。メイン対象読者ではないと確信しましたが、私のモヤモヤ感を解消する書籍であることも確信できました。また、教える側も知っておくべき内容と思いました。
第2章~第4章は単語、文法、発音の学習方法の紹介です。書いてあること自体は良く目にするものと同じですが、この3項目が具体例のはじめにあることが日本学習ではこの三つに重点を置いていることです。欧州の非英語圏の重点項目と明らかに異なることが面白いです。
第5章~第8章でリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの順で解説しております。私が学生時代はリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの順で教わりましたので、最近の日本英語学習のトレンドが欧州の非英語圏に近づいたという傾向なのかなと感じました。
第9章~12章は英語学習に影響する個人差異要因や環境について紹介されています。この部分は私が最も知りたかったことが整理されていました。自分自身の英語の上達が芳しくない理由も見えてきてヒントになった気もします。逆に外国人に日本語を教える時にもヒントになる気がしました。
私にとっては読んで良かったと思える良書でした。

本書は日本のSLA研究の最前線で活躍されている専門家達の共書ということで、私の疑問を解消するためまた、自身の英語学習のヒントや改善につながるのではと手に取りました。
本書により英語が上達するという類の書籍ではありません。英語の教え方/学習の仕方自身を考察しているものです。従ってメイン対象読者は英語を学習する側や教える実務側ではなくその方向性を指南する研究者/官僚の方々だと思いました。第一章でそのことはわかります。メイン対象読者ではないと確信しましたが、私のモヤモヤ感を解消する書籍であることも確信できました。また、教える側も知っておくべき内容と思いました。
第2章~第4章は単語、文法、発音の学習方法の紹介です。書いてあること自体は良く目にするものと同じですが、この3項目が具体例のはじめにあることが日本学習ではこの三つに重点を置いていることです。欧州の非英語圏の重点項目と明らかに異なることが面白いです。
第5章~第8章でリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの順で解説しております。私が学生時代はリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの順で教わりましたので、最近の日本英語学習のトレンドが欧州の非英語圏に近づいたという傾向なのかなと感じました。
第9章~12章は英語学習に影響する個人差異要因や環境について紹介されています。この部分は私が最も知りたかったことが整理されていました。自分自身の英語の上達が芳しくない理由も見えてきてヒントになった気もします。逆に外国人に日本語を教える時にもヒントになる気がしました。
私にとっては読んで良かったと思える良書でした。
