なろうネット小説大賞、金賞受賞作を読んでみた。印象は普通。個人的な好みもあると思うが文章表現が多少読みにくい。王太子の意図が分からない。聖女と王太子妃を一緒にするから欲が出る輩が出てくると思う。13歳のヒロインと17歳の王太子ではまだ無理かもしれないが、聖女の能力ならヒロインしか居ないのに候補者を競わせる王太子があまり好みではない。次巻に続く。
（あらすじ〜読んでも大丈夫な方）
平和条約を破棄され隣国の皇女から婚約破棄をされた王太子は聖女を募集した。聖女は王太子妃になるらしい。ヒロインは爵位を継がない父親と伯爵家の娘の間に生まれ光魔法の使い手。幼い頃、夜盗に襲われ能力が開花した。王太子の側近だった従兄弟から光魔法の使い手として強引に王都に呼ばれるのだがヒロインは王太子妃には興味が無い。聖女候補生はヒロインを含め三人。公爵令嬢オリビアは王妃担当、男爵家の養女ポピィは教会での光魔法での治療をする。二人はお互いライバル視している。ヒロインは武器や装飾品の呪いの解除と目立たないが大変な仕事を任された。大失態を犯したオリビアを救ったのはヒロインだが、オリビアはまだ王太子妃になることは諦めていないようだ。獣人の村を襲った化け物がら村人を助けたヒロインは獣人の少年、銀を従者にする。王太子はヒロインを気に掛けているがが今のところまだ王太子妃候補のまま。ヒロインはいずれ聖女候補生を卒業して両親の働く東の砦で働きたいと望んでいる。
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